『打上花火』で話題の歌手・DAOKOの処女小説『ワンルーム・シーサイド・ステップ』で描かれる、ひりつくような現実

レビュー

はじめてこの小説を読んだとき、爽やかさのなかにほんの少し毒が滲むその文体に夢中になった。『ワンルーム・シーサイド・ステップ』。この処女作を生み出したのは、弱冠20歳のラップ・シンガーであるDAOKO(だをこ…

本文を読む