複雑に好きと嫌いの矢印がいきかう中学生の教室の人間模様…児童文学の新進作家が描く、自分だけの特別を見つける物語『理科準備室のヴィーナス』

文芸・カルチャー

2017/9/14

『理科準備室のヴィーナス』(戸森しるこ/講談社) 誰かの特別な存在になるのって、大変だ。特別な人の特別になるのは、もっとむずかしい。無関心でいられるくらいなら、嫌われてその人の視界に映り続けるほうがいい――。複雑に好きと嫌いの矢印がいきかう中学生の教室の、人間模様を描いた『理科準備室のヴィーナス』(戸森しるこ/講談社... 続きを読む