自傷癖や不眠症、拒食症…心に傷を抱えた若者たちを描く 高橋弘希著『日曜日の人々』

文芸・カルチャー

2017/10/28

『日曜日の人々』(高橋弘希/講談社)  人が「生きたい」と思う理由はひどく些細なもので、ふとした瞬間にそれを見失ってしまうとしても不思議なことではない。年間約3万人。減少傾向にあるとはいえ、多くの人が自ら死を選ぶには、どんな理由があるのだろう。なんとなく生きづらい。生きる意味が見出せない。もし、死に向かいたくなる理由... 続きを読む