爆弾犯と“パルチザン”だった父の人生が重なり合う――故・桐山襲の衝撃のデビュー作が刊行『パルチザン伝説』

レビュー

『パルチザン伝説』(河出書房新社) 小説家・桐山襲が亡くなってから25年もの月日が経過した。学生運動や左翼活動の敗北を冷徹に描き出した桐山の作風は、生前にはセンセーショナルすぎて冷静な評価を受けられなか…

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