シーナ・カマル著、森嶋マリ訳『喪失のブルース』母に捨てられ、父は自殺、ホームレスも経験した女の実子が失踪――関係者の不審死に、やがて浮上する15年前の事件の接点とは?

文芸・カルチャー

2017/11/6

『喪失のブルース』(シーナ・カマル:著、森嶋マリ:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン)  海外ミステリーの世界には、日本人の常識をブッとばす、とんでもなく魅力的なヒロインがしばしば登場する。“孤独をかかえたハードボイルドな女”というキャラもそのひとつ。日本にもないわけではないが、想像を超える相手にも怯まず、深い傷を負いな... 続きを読む