今から始めたい! 家計管理をきちんとするなら“手書き”が一番【使ってみた】

ライフスタイル

2017/11/24

『かんたん家計ノート2018』(講談社)

 突然ですが、皆さんは“家計簿”はつけていますか? 忙しくてそんなことにまで手が回らないかもしれませんが、やはり大切なお金のことだからしっかり把握しておきたいもの。また、このご時世、家計簿をつけている人の中でも携帯アプリを使っているという人も多いと思います。でも、打ち込んで満足してしまい、見返すことはなかったりしませんか? そうなると“お金の管理”という意味では、少し不十分です。家計簿をつけるなら1か月に1回はしっかり見直す時間を持ちたいもの。

 そんな時に役立つのが“手書きの家計簿”『かんたん家計ノート2018』(講談社)です。家計簿を手書きでつけるって、さらに面倒なイメージがありますが、ここでは家計簿をつけることが楽しく習慣化するような工夫が随所に施されていて、初心者でも使いやすくなっています。

■だから“手書き家計簿”は使いやすい!


【特長1】その日のお金の動きを振り返ることができ、余分なものを買わなくなる

 普段の買い物でレシートをもらったとしても、家計簿をつけていなければその詳細について振り返ることはないでしょう。でも家計簿をつけていれば、今日買ったものを書くことでおさらいでき、そうすることで頭の中に「○○を買った」ということがインプットされて、後日また同じようなものを買うロスが少なくなり、結果的に節約につながります。


【特長2】1日ごとの残高がわかるので、使い過ぎ防止になる

 1日ごとに月末までに使える残高を明記するので、残りの日数を見ながらあとどれくらいでやりくりしなければいけないかがわかり、使い過ぎの防止にもなります。


【特徴3】1週間、1か月、1年間の収支が簡単に把握できる

 家計簿覧には、その1週間の合計だけでなく、1か月、さらには1年間トータルの収支も記入できるページがあり見開きで確認できるので、お金の出入りを見直し、今後の生活設計に役立ちます。

 ほかにも、細かな点で言えば、レシートを保管しておけるレシート入れがあったり、記載欄そのものにもレシートを添付して保管しやすくなっていたりと、日常生活の中で使いやすい家計簿になっています。また、お金以外のものを“貯めない”ための知恵を紹介したコラムもあり、生活する上での役立つ情報も満載です。

 実際に使ってみると…


 普段はスマホで家計簿アプリをつけているのですが、その日使った金額を大雑把な項目に分けてつけるだけで、小さな画面で全体を見渡しにくいのもあり、そこから1日のお金を振り返ることはありませんでした。また、1か月分についても、トータルでどれくらい使ったという金額は確認しても、細かく何にどれくらい使ったというところまでは見ておらず、本当に“つけるだけの家計簿”になっていました。でも手書きで書き続けることで、「今日はちょっとお菓子を買い過ぎたなぁ」とか「今日はうまく切り詰められた」と、書くことでその日その日を振り返る時間を持つことができ、そこから「明日はちょっと出費を控えよう」といったお金を管理する意思を強く持て、結果としていつもよりも出費が少なくなりました。

■家計を見直すためには、まずは“書き出す”ことから始めよう

 月末になると、いつもお金が足りないと頭を悩ませていましたが、結局のところお金の動きをきちんと把握していなかったからだと気づきました。でも、これを自分の頭の中だけで把握しておくのはかなり困難なことです。やはりしっかり家計を管理するためには書いて“見える化”することが大切です。書き出すことで初めて過去のお金の動きから、未来のお金の使い方までを一連の流れとしてとらえることができるようになります。ちょっと面倒だと思うかもしれませんが、それがのちのち大きな資産を産み出すと思えば、今から始めない手はありません。

文=JUNKO