女子の「モヤモヤ」を晴らしてくれる、15の本と漫画!

ライフスタイル

2018/3/1

 毎日頑張って働いていても「私、このままでいいの?」と、自問してしまう社会人のみなさん、心中お察しします。

 このモヤモヤを解消するヒントがほしい……そう頭を抱える夜には、何某かの本を開いてみると意外なところにヒントがあるかもしれません。そこで本稿では、働く女性のモヤモヤに効きそうな本を、独断と偏見でご紹介させていただきます!

■多方面の「病」と「悩み」に小説を処方してくれる『文学効能辞典』

文学効能事典』(エラ・バーサド、スーザン・エルダキン:著、金原瑞人、石田文子:訳/フィルムアート社)

 具合が悪いときは、薬を飲んだり病院に行ったり、悩みがあれば友だちに相談したり、いろいろな対処法がありますよね。でも、病や悩みの解決策のなかに“小説を読む”ことを入れている人はあまりいないのでは。

『文学効能事典』(エラ・バーサド、スーザン・エルダキン:著、金原瑞人、石田文子:訳/フィルムアート社)には、さまざまな悩みや病をわずらってしまったときに、ピッタリな小説を処方してくれる事典です。「月曜の朝が憂鬱なとき」は『ダロウェイ夫人』(バージニア ウルフ)を読んで元気になろうとすすめ、「職を失ったとき」や「二日酔いのとき」「結婚相手をまちがえたとき」「花粉症のとき」など、さまざまな病や悩みに対応した処方箋(小説)がズラリ。もちろん、病気が治るわけではありませんが、ときには『文学効能事典』に頼ってみるのもアリですよ!

■プライベートを充実させる一冊

“プライベートの充実”と、ひと口にいっても、充実の定義は人それぞれ。恋愛や遊びに興じるもよし、だらけるのもプライベートのうちです。自分の時間を大切にしたい人へのおすすめは以下の作品。

ホタルノヒカリ』(ひうらさとる/講談社)

 ドラマ化もされた『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる/講談社)の主人公・雨宮蛍は、日曜の朝には縁側でビールを飲み、ジャージを着たまま一日中ゴロゴロして過ごす干物女。休日は干物女でも、仕事はきっちりこなす蛍ちゃんを見ていると「平日頑張ったんだから、休みくらい何もしないでいいよね!」と思えます。

最速で出会いが増える顔になる』(高橋あい/サンクチュアリ出版)

 恋愛面を充実させたい、という方には「出会いが増える顔」になれるメイク術やファッションテクニックが満載の『最速で出会いが増える顔になる』(高橋あい/サンクチュアリ出版)で、ぜひ一旗あげてください!

まんしゅう家の憂鬱』(まんしゅうきつこ/集英社)

 一方、仕事に疲れて、何も考えたくない……そんな夜は『まんしゅう家の憂鬱』(まんしゅうきつこ/集英社)がうってつけ。抱腹絶倒のまんしゅう家の日常を知れば、読了後には「なんとかなるような気がする……」という、謎の勇気をもらえます。

■“読むサプリ”で体調管理

 頑張って働いても、体調を崩してしまえば元も子もありませんよね。そこで、日頃の体調管理に役立つ本をご紹介。

オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全』(小池弘人/サンクチュアリ出版)

 病院に行くほどではないけれど、なんとなく“体調が悪い……”。そんなときには『オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全』(小池弘人/サンクチュアリ出版)がオススメです。女性の大敵・冷えを解消する方法や、経血を見て生理の状態を知る、など女性にとって身近なカラダの不調を改善する方法が盛りだくさん!

誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』(白濱龍太郎/アスコム)
自律神経が整う 美しい切り絵』(小林弘幸:監修、藤野ひろのぶ:切り絵/西東社)

 そのほか、質のいい眠りを得られる極意をまとめた『誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』(白濱龍太郎/アスコム)や、ストレス解消にもつながる『自律神経が整う 美しい切り絵』(小林弘幸:監修、藤野ひろのぶ:切り絵/西東社)など、ちょっとした不調に効く、読むサプリ。ぜひ活用してみてください。

■人間関係を乗りこなす方法

 時々「あーっ! 人間関係めんどくせえ!」と、叫びたくなること、ありますよね。働くだけでもすり減っているのに、人間関係が絡むとほどきようがありません。

女子の人間関係』(水島広子/サンクチュアリ出版)

 絡み合った人間関係を整理したい、そんなときは『女子の人間関係』(水島広子/サンクチュアリ出版)を手にとってみては? 「嫉妬して張り合ってくる『女』」との付き合い方など、めんどくさい女社会を生き抜く方法が満載です。

「感情」の解剖図鑑』(苫米地英人/誠文堂新光社)
オトナ女子の気くばり帳』(気くばり調査委員会/サンクチュアリ出版)

 もしも、恋人や上司、なんなら自分の気持ちがわからない……! とお悩みならば『「感情」の解剖図鑑』(苫米地英人/誠文堂新光社)から“感情”のコントロール方法を学び、『オトナ女子の気くばり帳』(気くばり調査委員会/サンクチュアリ出版)のテクニックで気を利かせれば、だいたいのトラブルは回避できる! ……はず。

凪のお暇』(コナリミサト/秋田書店)

 職場の“空気”を読みすぎて息苦しさを感じている人には、主人公が仕事や恋愛を断捨離して「お暇」をいただく、人生リセットコメディ『凪のお暇』(コナリミサト/秋田書店)がオススメです。

ふたりはともだち』(アーノルド・ローベル:著、三木 卓:訳/文化出版局)

 そして、歳を重ねるほど、利害関係のない“友だち”は減っていくもの。損得勘定の世の中に疲れたら『ふたりはともだち』(アーノルド・ローベル:著、三木 卓:訳/文化出版局)に登場する「かえるくん」と「がまくん」のあたたかな友情に触れて、思い浮かんだ友だちに会いにいってみるのも◎。

■お金? 仕事? 人生のキャリアを見つめる

 就職や結婚、出産、病……人生にはさまざまな転機が訪れます。そこで、自分の人生を見つめ直すときに読みたい書籍をご紹介します。

お仕事のコツ事典』(文響社編集部/文響社)

 仕事の“向き合い方”を少しだけ変えたいという人は「雨の日は雨モチーフのアクセサリーを身につける」などの仕事術を紹介している『お仕事のコツ事典』(文響社編集部/文響社)を活用すれば、少しだけ毎日が豊かになるかも。

 全力で仕事に取り組みたい、という人には、命がけで鳥類の研究をおこなう鳥類学者・川上和人氏の『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(新潮社)を、ご一読いただきたいです。川上氏のハードな仕事ぶりを見れば、やる気がさらにアップ!

〆切本』(左右社)

 しかし、なかには「自分はなんてダメな人間なの……」と、落ち込みがちな人もいらっしゃいますよね。そんなとき手にしたいのが『〆切本』(左右社)。数々の名作を生んだ文豪・夏目漱石や、漫画の神様・手塚治虫も、恐怖の“〆切”に泣かされていた過去を知れば、勇気づけられるはず!

お金にモテる独身女子50のルール』(和田勉/幻冬舎)
闇金ウシジマくん』(真鍋昌平/小学館)

 将来の不安を払拭したい、そんなときは“お金”に頼るのもアリです。『お金にモテる独身女子50のルール』(和田勉/幻冬舎)では、独身女子の生きがい、美容や買い物を切り詰めずに“お金にモテる”裏ワザを伝授してくれます。その一方で、頼りっきりになるのは考えもの。お金にまつわる社会の闇を描く『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平/小学館)を読んで、お金との付き合い方を見直してみましょう……。

女子と乳がん』(松さや香/扶桑社)

 いつ我が身に起こるともわからない「病」も、無視できない“転機”のひとつ。若年性乳がんサバイバー・松さや香氏の著書『女子と乳がん』(扶桑社)は、ただの闘病記ではありません。治療中から治療後のお金や、恋愛や結婚、病後の仕事事情など“乳がんのリアルな側面”を、ユーモラスに綴った一冊。

 なにやら、ところどころ変化球の効いた選書になってしまいました。しかし、すでに読み終えた本でも、“今の自分”に置き換えてみると意外な発見があるもの。機会があれば“働くこと”という観点で、一冊手にとってみては?

文=真島加代(清談社)