古くても、狭くても、賃貸でもここまで変えられる! 原状回復可能! 初心者でもできるDIYのコツ

ライフスタイル

2018/3/19

『くめまりのDIYでつくる家、つくる暮らし 改訂版』(くめまり/主婦の友社)

 古い賃貸住宅を原状回復可能な「大改造」によっておしゃれな部屋に変身させ、多くの「DIY」女子を増やしたと言っても過言ではない『くめまりのDIYでつくる家、つくる暮らし DIY LIFE』(くめまり/主婦の友社)。
 大好評につき、この度「改訂版」となって発売された。

 著者のくめまりさんは大阪在住の主婦。引っ越した当時は「DIY」という言葉すら知らなかったそうだが、「好きになれない家」を「大好きな家にしたい」と一念発起!
 みごと築46年の賃貸住宅の一室を大変身させ、その様子を綴ったブログが大人気に。

 くめまりさん……とにかく「ガッツ」がすごい。

「知識がない」「道具も何を買えばいいか分からない」「設計図も書けない」などと大袈裟に考えて、興味はあっても踏み出せない方も多いのではないだろうか。
だが、くめまりさん曰く、「失敗を恐れず、とにかくチャレンジ! やってみなきゃわからない」とのこと。ないものは自分で作る。嫌いは自分の手で好きに変える……本書はもちろん具体的なDIYのやり方も載っているのだが、なにより「やる気スイッチ」を押してくれるような一冊だった。

 結婚を機に新居として選んだ家を、どうしても好きになれなかったというくめまりさん。DIYの前は、お世辞にも「ステキ」と言える住宅ではなかった。


 築46年。3K。「すごく古くて、狭い」家。

 それが……


 白をメインカラーに、グリーンも映えるコーディネートのキッチン。元々あったシンク台は小さく使いづらかったので、空きスペースにキッチンカウンターを作った(スゴイ!)。そのおかげで家事動線もバッチリに。


 換気扇があることで漂う「生活感」を払拭したいと、カバーを制作。


 元々あった味気ないシンク台下の扉をリメイク。めざしたのは海外のキッチンにあるようなシンクキャビネットだそう。


 4.5畳の小さな和室だった一間が、ナチュラルなテイストのリビングに。

 原型をとどめていない(けれど、原状回復は可能な)「とってもオシャレ」な家に大変身。

 もちろん、材料や道具、「どうやって作ったのか」の説明ページも。




 原状回復のPOINTも書かれているので、心強い。

 ちなみに、本書は2014年に発売されたものと内容は変わらないのだが、「コデックス装」となっており、ノートのように「開きっぱなし」にできるように改良されている。作業をしながらでも見られる工夫が嬉しい。

 大規模な改造だけではなく、姿見やテーブル、ランプなどインテリアのDIYも紹介されているので、「住宅自体を変えるつもりはないんだけど、家具を自分でリメイクしてみたい!」という方にもおススメだ。「無理せず、長く続けるための心得」も載っているので、こちらも参考になる。

 家が変われば、気持ちも変わる。「理想の暮らし」は自分で作るもの。
 ほんの少しの変化が、生活を豊かにする。
 くめまりさんの「ガッツ」に元気づけられて、「DIY」の一歩を踏み出してみてはいかがだろうか? 

文=雨野裾