三角関係の奇妙な妊活。芥川賞候補作『愛が挟み撃ち』

文芸・カルチャー

2018/4/8

『愛が挟み撃ち』(前田司郎/文藝春秋)  不妊の悩みを抱える夫婦はかなり多い。近年では“妊活”という言葉もよく耳にし、また不妊や妊活は多くの物語の題材にもなっている。しかし、芥川賞候補作にもなった『愛が挟み撃ち』(前田司郎/文藝春秋)は、その内容が完全に一線を画している。  劇作家・小説家の前田司郎氏が手掛けた本書は... 続きを読む