夏におススメの「砂浴」って!? 内面から輝くための知恵が満載!

健康・美容

2018/6/29

『うつくしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK 3』(服部みれい/筑摩書房)

「うつくしくなりたい」と願う人は多いだろうし、外見的なうつくしさを磨くための参考本は世にあふれている。一方で、内面(心や魂)からもきれいになって、美容を越えた「ヒトとしてうつくしくなる本」というのは、数少ない。

『うつくしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK 3』(服部みれい/筑摩書房)は、そんな超美容をもくろむ1冊で、「存在自体がなんだか魅力的になって、内側からぴっかーんと輝いて生きるための本」(著者まえがきより)なのです。

 本書ではまず「からだからうつくしくなる」ための服部さんおススメの自然療法、お手当(こんにゃく湿布、しょうが湿布、ヒバ湯、ビジョンヨガetc.)などが、紹介されています。日頃の体調管理に効果的なものから、体調を崩した時のケアに使える知恵などが収録された本書より、夏の時期に最適な「砂浴」を紹介しましょう。

 最近、「アーシング」という健康法がじわじわと注目されています。アーシングとは、スマホやパソコンその他で、体内に溜まってしまった静電気を大地に返し、大地から新鮮なエネルギーを頂く健康法のこと。やり方は簡単で、野山などなるべく自然の豊富な場所で、その土を素足で踏むだけで基本OK。

「砂浴」もこうしたアーシングの一種で、要は子どもの頃にやった、砂浜に体をできるだけ埋め込んじゃう、あれです。もちろん顔は出しましょう。腕だけ出して、読書をしたりするのもいいそう。そして3時間くらいはがんばってみる。もちろん、無理はしないように。

 この砂浴、著者によれば、中国のウイグル自治医科大学には研究施設もあって、その効果を科学的に検証しているそうです。というのも、ウイグルの人たちはガンなどになると砂漠に埋まって治すという民間療法があるからなのだとか。

 いずれにせよ、「砂浴」はいわば、天然サウナですよね。昔、そんなことは知らずにやったことがあるけれど、汗びっしょりになって、すごく爽快になったのを思い出しました。気になった人はぜひ、この夏、挑戦してみてくださいね。

 本書の「こころとたましいからうつくしくなる」という章では、「インナーチャイルドをケアする」ことについて、詳細なレポートが記されています。

 インナーチャイルドとは、自分の中に眠っている幼少期の自分。その頃に満たされなかった思いなどがいまも自分の中にいて、時折顔を出してきては駄々をこねたりするわけです。

 大人になっても親子関係や友人関係など、人間関係の構築がうまくいかなかったり、人生を思うように歩めなかったりする原因のひとつに、インナーチャイルドの問題が関わっているケースもあるそうです。

 こうしたインナーチャイルドとどう向き合えばいいのか、本書には、服部さんが体験を通して学んだことが記されています。

 本書は他にも、服部さんがこれまでに雑誌の編集などを通して出会った人や知恵、スピリチュアルな世界のガイド、対談(性の伝道師、夏目祭子さん/漫画『スピリチュアルかあさん』の大野百合子さん、舞さん/独立農民、故・中島正さん)などを収録。

 内側、そして外側の両方向からうつくしくなる知恵が満載の本書。著者自身が体験したものばかりなので、アドバイスもかゆい所に手が届くほどに親切ていねいです。

 ぜひ、この夏、本書を片手に自分の内・外を磨き、癒して、全体としてぴっかーんと輝いてみませんか?

文=町田光