エルサの歌う「let it go」ってどういうこと? 英語で読めば疑問も氷解!

エンタメ

2018/8/13



 おなじみのディズニー作品「アナと雪の女王」と「美女と野獣」がやさしい英語の本になりました。

「アナと雪の女王」は、2014年に公開された大ヒット作品。劇中歌の「let it go ~ありのままで~」がよく知られていますが、このタイトルの意味、気になりますよね。

 let という単語はLet’s go.といった会話表現でおなじみですが、それ以外にもよく使われています。

 たとえば、氷の城でのこんな場面。


Hans called out to Elsa: “Queen Elsa! Don’t be the monster!”
Elsa realized that she had let her magic go too far.

 氷の魔法を使っていたエルサは、ハンスの呼びかけで自分が「let her magic go too far」していたことを悟ります。どういうことでしょうか?

 let goは「~を放す」「(感情、抑制など)を解き放つ」「~を解雇する」という意味。エルサはher magic(魔法)を「解き放ち」すぎていた、と悟るわけです。

 これを知れば、歌のタイトル「let it go」 のニュアンスも伝わってきますよね。
 itは文脈から意味を判断しなければならない代名詞ですが、ここではエルサがこれまでおさえつけてきた、あるいはおさえつけられてきた自分の力のことでしょう。
 それをlet ~ goした状態を、日本では「ありのまま」だと解釈したんですね。

 英語圏でも、さまざまな抑圧からの解放へむかうパワーを感じさせる歌詞してとらえる向きがあるみたいですよ。

 let go of~も同じように使われる表現として紹介されています。使ってみたいのはこんな表現。

Don’t let go of your dream.
(夢をあきらめないで。)

 your dream(あなたの夢)をlet go of~(放す)こと、つまり夢を手放す=夢をあきらめる、という考え方ですね。
 本文ではどんな場面で使われているのか、見つけてみてください。

 本文ページは全てイラスト入りフルカラーで臨場感たっぷり。まるで映像を見ているかのように、内容がどんどん頭に入ってきます。

『中学英語で読むディズニー』のようなストーリーブックは、英語の力を伸ばすツールとしておすすめ。この本で英文解説を担当した石原真弓先生ご自身も、絵本の読み聞かせで英語の表現を会得していったそうです。

 表現が平易で読みやすく、挿絵がある場合も多いので、ストーリーを理解しやすいのがストーリーブックのメリット。声に出して読むことで、英語らしい読み方や間の取り方がうまくなります。繰り返し読むことで表現が身につき、実際の会話にも使えるという、うれしい効果もありますよ。

 ディズニーの物語を楽しみながら、英語力をアップさせましょう!

 

この記事で紹介した書籍