4カ月で毛が生えた! 薄毛に即効く「塩シャン」とは?

健康・美容

2018/10/30

『塩シャンプーで髪が増えた!』(渡辺 新/扶桑社)

 薄毛でお悩みの人は実に多い。顔の次に目がいくヘアスタイルに自信がなくなる状況は、身だしなみに費やされる時間が増えるだけでなく、対人関係への不安にもつながりかねない。本書『塩シャンプーで髪が増えた!』(渡辺 新/扶桑社)は、著者・渡辺新氏自身が薄毛に悩み、さまざまな努力を経て、塩で頭を洗う塩シャンプー(塩シャン)に出会い、成果に至る体験記である。著者いわく「塩は何よりも安全で効果のある育毛方法。ただし、洗い方と塩の種類でその効果に差が出る」という。

 父親がハゲていたことから、若い時からその不安を抱えていた著者。職業に美容師を選んだ理由も、髪の毛への関心からだという。30代から額が拡大、頭頂部も薄くなり、その不安は恐怖へと変わり、生活習慣、育毛剤、マッサージなど、さまざまな努力を重ねたが、さしたる効果も得られなかったという。40代で体の不調に悩んだ際に塩浴に出会い、そしてこれが頭皮にも効果があることを発見する。「塩シャン」との出会いだ。始めて3日で髪にコシが戻り、4カ月で毛が増えてきたという。

「いろいろなシャンプーを試したが塩は盲点だった。考えてみれば友人のサーファーにハゲがいない」と著者は過去を振り返る。著者の行き着いた薄毛の一因とは、合成洗剤シャンプーに含まれる界面活性剤による「皮脂の取りすぎ」。強い洗浄力を持つ界面活性剤は、皮脂と角質を取りすぎてしまうという。そうなれば頭皮は逆に皮脂と角質を過剰分泌するようになり、頭皮の新陳代謝が停滞、髪の正常な発達を阻害するのだという。

 著者は「塩は最高の天然シャンプー。髪自体を強くし、髪を立たせ、自然の発毛力を促し、髪のしっかり生えてる感を強調する」という。塩は天然の殺菌剤であり、適度なレベルで皮脂を洗い落とす。頭皮の皮脂が正常になれば、新陳代謝が甦り、髪の発達は健全化するのだ。また塩に含まれるミネラルや酵素は、立毛筋という髪の毛一本一本を立たせている筋肉を活性化し、髪がより強く立ち薄毛の印象を減らす効果があるという。「塩シャン」の方法は簡単だ。適量を頭皮になじませ、もみ洗いするだけ。本書を一読して実践してみよう! 薄毛の方々へ朗報となれば幸いだ。

文=八田智明