「オバさん」と呼ばせない! 美のカリスマが教える“大人の女の美しさ”

健康・美容

2018/11/18

『キレイはむしろ増えていく。 大人の女よ!もっと攻めなさい』(齋藤薫/集英社インターナショナル)

 年齢を重ねるほど、女性としての美しさは減っていくと考え、若い頃よりも消極的な気持ちになってしまう人は多いはず。しかし、大人の女性こそ、攻めの姿勢を貫いてもよいのだと語っているのが、美容ジャーナリストの齋藤薫氏による『キレイはむしろ増えていく。 大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)だ。

 本書は、古今東西の美人女性60人の美ルールが記されている「読む美容本」。どんなスキンケアグッズを使っていたり、どういったアンチエイジング対策をしていたりするのかといったことではなく、シミやシワがある自分に自信を持ち、女らしくどう生きていくかにスポットを当てている。

 大人の女は若さだけでは太刀打ちできない、人間としての厚みが備わっていてこそ魅力的に見えるもの。真の美しさは心の内側からにじみ出るのだということを、ぜひ学んでみよう。

■美しいシワを刻んでいこう

 大半の女性は「シワはなるべく刻みたくない…」と思っているはず。顔にシワがあるだけで、実年齢よりも上に見えてしまったり、肌が衰えていると感じさせてしまったりするため、私たち女性は「シワ=消したいもの」と考えてしまいやすい。しかし、美しいシワなら、顔に刻まれても女性としての魅力を高めてくれるのだ。

 シワの刻まれ方は日々、自分がどんな表情をしているかによって違ってくる。例えば、いつもしかめっ面をしている人は下向きのシワができやすく、いじわるな表情を連想させやすくなるが、反対にいつも笑顔な人には笑顔を思い起こさせるシワができる。

 女性の中には、ほうれい線の笑顔ジワや目尻の小ジワをコンプレックスだと思っている方も多いかもしれないが、こうしたシワは見方を変えれば自分の内側を表現してくれるチャームポイントとなる。

 近年はプチ整形が手軽にでき、シワも注射で消しやすくなってきている。だが、もし、年齢に逆らった生き方に少し息苦しさを感じているのであれば、年相応の自分を魅力的に見せる美容術を知ってみてはいかがだろうか。

■一生「オバさん」と呼ばせないコツとは?

「お姉さん」ではなく、「オバさん」と呼ばれ始めた時、女性は女としての自信を失ってしまうことが多いように思える。

 では、一生「オバさん」と呼ばせず、女らしい自分でいるにはどうしたらよいのだろうか。その答えを齋藤氏は「恋愛をし続けること」だと語っている。

 実際、7人の男性と8回結婚したエリザベス・テイラーや天下のモテ男・セルジュ・ゲンスブールのパートナーであったジェーン・バーキンには何歳になっても「オバさん」と呼ばせない気配があったのだそう。こんな風に、恋には人を若々しく見せる力があり、恋をすることで人は見た目や内面を磨いていくことができるのだ。

女は、どんな時代も一瞬一瞬美しく、自分のイメージに美しさの歴史を重ねていくべきだ。履歴書のようにその時代その時代の魅力が重なって、歳を重ねたときにどこまでも濃厚な魅力になっている。それが女という性なのだから。

 齋藤氏のこの言葉は、年齢を理由に女であることを諦めてしまっている人の心にムチを打ってくれるはずだ。

 女として生まれ、女として死んでいかなければならない私たちは、年齢という壁をごまかしながら生きようとしてしまうこともある。しかし、それは自分が刻んできた歴史や経験を否定しているのと同じことなのではないだろうか。

 大人の女性には、若さだけでは敵わない重厚な美しさがある。それに気づくことができれば、何歳になっても“攻められる美しい女”でいられるのだ。

文=古川諭香