今『人外さんの嫁』が熱い!! 愛と絆いっぱいで描かれる「人外さん」との夫婦生活!

アニメ・マンガ

2018/12/6

『人外さんの嫁』(八坂アキヲ、相川有/一迅社)

 一迅社のWEB雑誌「ZERO-SUMオンライン」にて好評配信中の漫画『人外さんの嫁』(八坂アキヲ、相川有/一迅社)。人ではない「人外さん」と人である主人公・日ノ輪泊たちの交流を描いたハートフル4コマ漫画で、単行本は現在6巻まで発売中だ。「人外さん」であるカネノギさんたちの可愛らしさが反響を呼び、2018年10月からテレビアニメもスタートした。本稿では原作やアニメを未見という人のため、『人外さんの嫁』の持つ魅力を紹介していきたい。

 本作は「人外の夫と人間の嫁がラブラブする話」である。嫁の性別が男女どちらであっても、人外が夫で人が嫁だ。婚姻は基本的に指名制で、人外の側が気に入った嫁を選択する。「日ノ輪泊」も夫のカネノギさんに選ばれ、戸惑いながらも夫婦となった。しかしすぐにカネノギさんの素晴らしい毛並みに溺れてしまい、ラブラブ状態に。そして日ノ輪の通う北神宮高校には、彼と同じく人外さんを夫に持つ仲間もいる。そんな人外さん夫婦同士が海に行ったりキャンプに行ったりして交流する姿に、なんともいえぬ、ほっこりとした気分にさせられるのだ。

 もちろん、ただ可愛いだけの物語ではない。最新6巻ではかつて日ノ輪に恋した魚人姫の「サニー赤沢」が、日ノ輪の後輩である多加月忍と結ばれるエピソードが描かれるが、サニーさんは日ノ輪以外の人間から食事をもらうと、その声を失い、魚人の姿にもなれなくなるという。それでもサニーさんは多加月から食事をもらい、魚人の姿と声を失ってしまうのだった。「あのこまっしゃくれた物言いを僕はとても好きだったんです…!」と後悔の涙を流す多加月。もちろん最後はハッピーエンドが待っているけれど、サニーさんと多加月の不器用で純粋な心の通わせかたが胸を打つ。こうしたエピソードがあるからこそ、日常の仲睦まじい描写がより微笑ましく感じられるのだ。

 現在放送中のアニメはカネノギさんたちのあまりの愛らしさに「5分は短すぎる」など、絶賛の声も上がっている。さらに一迅社のCMはいつも工夫が凝らされておもしろいが、今回は実写のリアルカネノギさんが登場して番宣を担当。他にも『人外さんの嫁』関連コミックスが9月から4カ月連続刊行とまさに盛りだくさんのスケジュールだ。暮れで巷は寒くなってきても、『人外さんの嫁』はますます熱く盛り上がっていくぞ!

文=木谷誠