「自分が自分でなくなってしまう」恐怖と必死で戦っている人々――「もの忘れ外来」を舞台にした感動の医療小説

レビュー

『永善堂病院もの忘れ外来』(佐野香織/ポプラ社) なぜ人は死や病、孤独や不安を恐れるのか。生きるうえで誰もが関わることでありながら、つい目をそらしたくなってしまうという人は少なくない。辛いことや苦しい…

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