デヴィ夫人が婚活女子に教えます! ハイスペック男から選ばれる女になるための“レディの心得30”

恋愛・結婚

2019/2/13

『選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論』(ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ/講談社)

 79歳になっても変わらない美貌を保ち続けているデヴィ夫人(本名:ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ)は、今やバラエティ番組にも引っ張りだこな人気芸能人。彼女は歯に衣着せぬ発言をすることも多いのに、周囲の人や視聴者を自分のファンにしてしまう。

 なぜ、デヴィ夫人は周りから愛され、求められるのか。そんな疑問に答えを出してくれるのが、夫人自ら筆を執った『選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論』(講談社)。本書は、恋の出だしでつまずいてしまう婚活女子に勇気を与える1冊。結婚の形が多様化してきている現代で、自分らしく幸せな恋愛を掴むための処世術が記されている。

 バラエティ番組でのユーモラスなデヴィ夫人を見ていると、つい忘れそうになってしまうが、彼女は日本人で唯一、外国の国家元首の妻になった女性。だからこそ、デヴィ夫人が訴える婚活論には、説得力がある。

“すべての女性は幸せになるという資格と権利を持ち、この世に生まれております。そして女性が幸せになるためには、ご自分で男性を選んではいけません。男性から選ばれること。男性から求められること。これこそが女性がこの世で幸せに生きるための極意です。”

 そんな熱い想いが込められた全30のアドバイスには、厳しくも温かい愛のムチもたくさん詰まっている。

 たった2週間で大統領に求婚されたというデヴィ夫人には一体どんな魅力があるのか。本稿では、彼女の人生に触れながら、ハイスペック男性を射止めるための極意を紹介していこう。

■たった2週間で大統領の心を掴んだデヴィ夫人

“わたくし、自分に主導権のない恋は一度も経験ございません”

 デヴィ夫人が発したこの言葉を聞くと、彼女は生まれつき何もかもに恵まれた特別な女性だったかのように思えるだろう。しかし、実は第二次世界大戦中に誕生し、貧しい幼少期を過ごしてきた。

 食べることに苦労してきたデヴィ夫人は17歳になると、赤坂の「コパカバーナ」という高級サパークラブで働き、家計を助けるようになったが、これが彼女の人生を大きく変えるきっかけに。なんと、そのお店に通っていた、ある商社の社長から「紹介したい人がいる」と声をかけられ、インドネシアのスカルノ大統領との出会いを果たしたのだ。その後2人は文通をしながら愛を深め、わずか2週間で結婚を決めた。

 当時、インドネシアは一夫多妻制で4人まで妻を持つことができた。しかし、デヴィ夫人はスカルノ大統領からの愛を一身に集めていたと自負している。その証拠に、スカルノ大統領が外遊するときには必ず隣にデヴィ夫人の姿があった。そして、公務で会えないときはロマンティックな愛のポエムやまばゆい宝石、オートクチュールの衣装などが贈られてもきたという。

 すべての妻に愛情を平等に与えることが義務づけられていた当時のインドネシアで、なぜデヴィ夫人はスカルノ大統領の愛情を独り占めできたのか。その理由は、彼女の婚活論に触れることで見えてくる。

■ハイスペック男性が最終的に選ぶのは“普通の女”

「結婚をするなら、将来が安心なハイスペック男性がいい」と考えている女性は多いものだが、ハイスペックな男性は結局、有名モデルや大女優を選ぶように思えてしまう。だが、実はそうではない。現にデヴィ夫人が知っている世界的企業の社長はみな、顔もスタイルも一般的な“普通の女”と結婚しているのだという。

 では、普通の女がハイスペック男性を落とすにはどんなテクニックを駆使すればよいのだろう。デヴィ夫人は、その問いに「弱ったときが狙い目」とのアドバイスを送っている。

“仕事がうまくいっていないとき、気持ちが落ち込んでいるとき、大きな仕事のプレッシャーに潰されそうになったとき。社会に出て働いている男性って、結構いろんな場面でダメージを受けることがたくさんあるのです。そんなとき、「どんなことがあっても私はずっとあなたに寄り添っているわ」と傍で言って差し上げなさい。”

 一見、王道のようにも思えるこの恋愛術は、人の心を掴むことの難しさや大切さを改めて教えてくれる。男性は女性以上に、心の中に弱音や愚痴を溜めこんでしまいやすい。だからこそ、体より心で彼を繋ぎとめられる女にステップアップする必要があるのだ。

 さらに、デヴィ夫人は高収入なイケメンと結婚するためには自分のスキルを磨くことにも力を注ぐよう、アドバイスしている。

“女性ですから、“美”はもちろん大切です。でも、教養や知識を蓄えて自分を高めることができていたら、巡ってきたチャンスを逃すことなく実を結ぶことも増えるのではないかしら。”

 理想の男性との恋を掴むには自身が置かれている境遇を悲観せず、自分を高める努力をしていくことが近道となる。婚活中は焦りから自分を見失ってしまうこともあるが、内面を磨き、自分を成長させていけるよう意識してみよう。

“みなさんは『愛』というものを、ちょっと軽く見ているのではないかしら?上辺の美しさや時間、それに打算で簡単に手に入れることはできません。”

 数多くの恋を楽しみ、自分を磨き続けてきたデヴィ夫人は恋愛をそう紐解く。彼女の言葉は自分自身の婚活論を見直すきっかけになるはず。本書にしたためられた全30のレディの心得を知れば、あなたもきっと“男性から選ばれる女”になれる。

文=古川諭香