「人殺しの息子」。事件と無関係の家族まで罪を背負い続ける必要はあるのか?――被害者と加害者の両面から考えさせられる社会派サスペンス!
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『夏の陰』(岩井圭也/KADOKAWA) 「(我が子が)このような不祥事を起こして大変申し訳ない」……事件が起きたとき、罪を犯した本人ではなくその親が社会に向けて謝罪する姿を見ることがある。もちろん自責の念から…