血を死ぬまで抜き取り、夜泣きの子どもにアヘンを与え、卵巣を強制切除…『世にも危険な医療の世界史』
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『世にも危険な医療の世界史』(リディア・ケイン、ネイト・ピーダーセン:著、福井久美子:訳/文藝春秋) 生に対する執着は人間の最も根源的な、恐れにも似た欲求だ。ときにフィクションの世界で「どんな卑怯な手…