今月すでにピンチ!! お風呂よりも「トイレ」の水量がキモ! 3つの節約術【やってみた】

暮らし

2019/7/10

『もったいない妖精ポイ! 楽しい節約生活のススメ』(西原直弥/文響社)

 気がつけば6月も終わり、あと少しで夏休み! その前にはセールがあったりで、意外とお金が必要なこの時期。皆さんは夏に向けて使えるお金をちゃんと準備していますか? この間給料日だったのに、もうすでにカツカツでどうしようとお困りの方に、『もったいない妖精ポイ! 楽しい節約生活のススメ』(西原直弥/文響社)はいかがでしょう?

 “節約本”と聞くと、小難しい文章が並んでいて読む前から挫折してしまいそうな印象があるかもしれませんが、本書はもったいない妖精ポイを主人公とした、かなり軽いタッチのギャグ漫画でありながらも使える節約術を教えてくれるので、読み物としても気軽に読むことができます。そこで、この中からすぐに実践できる節約術3つを紹介します。

1、冷蔵庫は節約の宝庫(P.45)

 ついつい安かったから、使うあてもないのに買ってしまった食材が冷蔵庫で眠っていませんか? いつでも使えるだろうと思っていても意外と使わないままで、気が付いたら賞味期限が切れて泣く泣くゴミ箱行きにということも…。

 主人公であるポイ曰く、捨てるものがあるということは、無駄なものを買っているということ。これを改めて考え直せば、数万、いや何十万円の節約になるかもしれないんだとか。

 そこでまずは本当に必要なものしか買わないように気を付けつつ、食材ごとのきちんとした保存方法を知っておけば買った食材を少しでも長く、おいしく食べることができます。

 例えば卵。使う頻度が多い食材とはいえ、10個1セットで売られていたりすると、なかなか賞味期限までにすべての卵を使い切ることが難しかったりします。そんなときには卵のとがった方を下にして冷蔵庫の卵ケースに入れて冷蔵保存するようにします。

 また、殻の表面には保護成分があるので、洗うのは避けましょう。あと、どうしても食べきれなさそうなら冷凍してしまってもOK。黄身部分が濃厚になって、また違った味が楽しめますよ。

 卵以外には、じゃがいもはりんごと一緒に置くことで芽が出にくくなったり、ケチャップは重力でふたから水分が出て劣化してしまうので、逆さ保存NGなんていう話も。

2、ライフラインを見つめなおそう!(P.53)

 突然ですがクイズです。家庭の中で一番水の消費量が多いのはどのライフラインでしょうか。答えは、一度の水量が多いお風呂かと思いきや、実は「トイレ」なんです。トイレの小では1回約6L、大では1回約10Lの水を使うんだとか。なので、むやみやたらと大で流すのではなく、使い分けることが節水につながります。

 また、水分をがぶ飲みすると胃液が薄くなって水分の吸収量が6割に落ち、残りは尿として出るのでトイレの回数が増えます。だから、トイレの回数を減らすためには「こまめに水分を補給」するように心がけましょう。

 これ以外にも、これからの季節使用機会が増えるエアコンについては、風量はあまり電気代に影響しないので、最初は「強」に設定することで部屋が冷える時間が早くなります。また、照明をLEDに換えると電球からの発熱が抑えられて冷房が効きやすくなる効果があるそう。

3、デパートでの衝動買いを回避せよ!(P.133)

 久しぶりにデパートやスーパーに行くと、せっかく来たから特に買う予定がなくても何か買いたくなったりしませんか? そして結局「あぁ、予定外に出費したなぁ」と反省して帰ることに。実はお店はお客さんに1つでも多く買い物をしてもらうために、色々な仕掛けや手法を使っています。

 例えば、スーパーなら入口に必ず野菜や果物など重いものを置くことで、カゴやカートを持たせるようにしていたり、特別に割引きした目玉商品を作ることで、他の商品も割安に見せたりしています。

 また、デパートでは世間話的なところから話かけ、話を聞くときにはうなずく回数を増やして同調しているように見せ、その流れで商品を勧めたりします。こういったことがさりげなく行われると、人間は思った以上に自分の行動をコントロールできず衝動買いしてしまうことがあります。

 そこでポイ曰く、特に疲れているときなどに行ってしまうと、脳が疲れていて買うか止めるかの判断をしづらくなってしまっているので、よく寝た次の日や、疲れはなく冷静に判断できるときに行くのが節約のためにはベストなんだとか。

 確かに、疲れていると思考回路が固まり、モノを買うことで疲れというストレスを発散しようとしてしまうことってありますよね。

ほんの些細なことでも、ちりも積もれば大きな節約につながります

 普段そんなに使っている意識はなくても、気がつくとすぐに減るのがお金。でも減ってしまった後にせっせと節約をしても、その結果は微々たるものだったりします。そうならないためにも、本書のもったいない妖精ポイが教えてくれたように、日ごろから少しずつでも“節約をする”という意識を持って生活していきましょう。

 食べ物の保存の仕方、トイレの流し方など、1つ1つは些細なことかもしれませんが、実はその小さな努力がまとめてみると大きな結果に結びつくはずです。また節約しなきゃと思って始めたことも、続けることで頑張って節約しているという意識はなくなり、いつかはそれが当たり前のことになっていきますよ。

 さぁ、思い立ったときからポイと一緒に節約生活を始めてみませんか?

文=JUNKO