『サザエさん』フネの“お願いごと”に感動の声続出「思わず泣いてしまった」

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公開日:2019/7/14

『アニメ サザエさん公式大図鑑 サザエでございま~す!』(扶桑社)

 7月7日(日)に放送されたアニメ『サザエさん』で、フネが七夕にしたお願い事に感動とツッコミの声が多く上がっている。

 話題になったエピソードは、作品No.7954「七夕のお願いを探して」。七夕の日の前日、磯野家に笹がやってきた。「今年のおねがいはどうしようかな」とお願い事が多すぎて一つに絞り切れないワカメ。そんなワカメが、フネが書いた願いを見て仰天。なんと、「家族みんなが笑顔でいられますように」と、去年と全く同じ願い事を書いていたのだ。

「もっと自分のお願い事をすればいいのに…」とワカメは気をつかうが、フネは「私はこれでいいんですよ」と返すだけ。ワカメがこのことをカツオに相談するも、「(フネは)欲がないからだよ、大人だからさ」と呑気に返されてしまう。すると次第にワカメは、フネは“遠慮して欲しいものを我慢している”と思い込むように…。フネに新しい短冊を渡し、「自分のお願い事を書いてほしい」と、書き直しを求めるのだった。

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 しかしフネは、「大人になって大事にするものが変わったのかもしれないね」と自身の願い事が一向に浮かばない。そんなフネが気に入らないワカメは、「お母さん まだお願い事書いてないの?」「もう間に合わなくなっちゃう」と半泣きで詰め寄り、フネを笹の前に連れて行き、強制的に書かせることに。フネが困っていると、そこにワカメの友人が遊びに誘いにやってきた。「遊んでくるから夜まで書いておいてね」「絶対よ!」とフネに言い残し、ワカメは外出していった。

 夕飯時、フネがまだ願いを書いていないことを知った波平は、「(お願い事が浮かばないくらい)毎日が充実しているんだろう」とフォロー。フネも頷き、「こうやってみんなで一緒に食事をしているだけで十分ですから」と賛同する。このやりとりで、ワカメはフネが自分の願い事をしないのは“我慢していたからではなく、本心で家族の幸せを願っていた”のだと知り、改めて「家族みんなが笑顔でいられますように」と代理で記したのだった。

 心温まるこのエピソードに、視聴者からは「子どもが生まれた時から、親の一番の願い事は子どもの幸せだけですね」「ヤバい、思わず泣いてしまった」「私も、家族が元気でいてくれれば他の事は別にいいかなとは思う」「家族が笑顔… これ以上に贅沢な願いってないよ、歳とったらわかる」などと感動の声があがった。また、ワカメがフネに願い事を記してほしいがあまり執拗な態度をとっていたことに対して、「短冊強要ワカメ」「フネの願いは『ワカメが短冊の件を忘れますように』かな」「ワカメはどうしてフネさんの短冊にこだわるのか」「ワカメちょっとしつこいw」などとツッコミの声も続出した。

 互いが思い合っているからこそ起きた“イザコザ”にはハッピーエンドがよく似合う!