<1年間で6万円>お金を貯めたいなら「食品ロス」をなくせ!【試してみた】

食・料理

2019/7/18

『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』(井出留美/マガジンハウス)

 また1パック食べられないまま卵の賞味期限を迎え、捨ててしまった…。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。近年、“食品ロス”についてはかなり注目されていて、今年の5月末には国会にて「食品ロス削減推進法」が可決され、お店などでもいよいよ本格的に食品ロス対策が取られつつあります。一方で、もちろん家庭でも食品ロスはあるわけで、ある調査によると1か月に5000円の食品ロスを生み出しているんだとか。

 そんな食品ロスをなくし、家計にも助かるワザを集めたのが、『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』(井出留美/マガジンハウス)。ここには、家庭でも今日からすぐに始められる簡単な食品ロス対策方法がたくさん紹介されています。1つ1つは小さなことかもしれませんが、ちりも積もれば大きな結果につながるはずです。

 ここで本書から3つの方法をご紹介します。

1、納豆やヨーグルトは、賞味期限残りゼロでも捨てなければ、100円分お得(P.38)

 ヨーグルトや納豆といった発酵食品について、賞味期限が過ぎたらどうしていますか?過ぎたものはやっぱり怖いから捨ててしまっていますか? それはあまりにももったいない! そもそも賞味期限とは、その食品を作る企業が、微生物の検査や味のチェックなどいろんな検査をして、おいしく食べられる期限として設定しているものであり、あくまでも目安です。

 だから、記載されている日付を厳密に守る必要はなく、自分でにおいを嗅いだり、目で見たりして判断しましょう。ここだけの話、とある発酵食品メーカーの社員によると、賞味期限が切れるころが美味しいという話もあるとか。

 スーパーなどの見切り品コーナーなどにもよく100円ほど安い価格でヨーグルトや納豆といった発酵食品がよく入れられていますが、十分おいしく食べられるので、見切り品コーナーはぜひ要チェックを!

2、ペットボトル飲料は、口をつけずに飲むだけで、100円倹約できる(P.54)

 ペットボトルってふたができるので、一度開封してもふたをすればまた飲みたいときに飲めて便利ですよね。でも、開栓しただけで19%、その後口をつけて飲むと51%の確率で菌が発生するって知っていましたか? しかも、これから暑くなってくると、ますます菌が増殖してくるのは目に見えてわかります。

 そこで、菌の増殖を防ぐためには、開栓したら早く飲み切ってしまうか、コップなどに移して飲むようにしましょう。1本130円ほどするペットボトル飲料を口をつけて飲んだけれど、結局飲み切れず、菌が増殖してしまったものを捨ててしまうくらいなら、面倒であってもコップに入れて飲んだ方がずっと衛生的かつ節約になりますよ。

3、長ネギは、緑の部分から先に使うと、1本で35円お得に(P.62)

 主役にはなかなかなれないけれど、脇役としては欠かせない存在、長ネギ。でも使う頻度が多いわけではないので、気が付いたら緑部分がしなびてしまい処分…なんてことはありませんか?

 それなら、このネギ1本の1/3を占める緑の部分を先に使ってしまいましょう。薬味としてはもちろんのこと、みそ汁に入れたり炒め物に使ったりと、とにかくいろんな料理に使って、さっさと消費することをおすすめします。ちなみに、ネギにはアリシンという抗ウイルス作用があるので、普段からたくさん摂っておくと風邪予防にもなりますよ。

 長ネギ1本100円だとして、3分の1ほどある緑部分35円分をいつも捨てていたのなら、今日からは心改めて、おいしく味わってください。それでもまだ使い切れそうになければ、使いやすいに長さにカットし、保存袋に入れて冷凍してしまうのも手です。我が家でもやっていますが、使いたいときに使いたい分を袋から取り出すだけなので、時短にもつながり便利ですよ。

 ここで紹介した以外にも、買い物は食後に行くだけで無駄使いが640円減る、冷蔵庫や冷凍庫は開ける回数を減らすと1年間で445円得といった、食品周りでの節約方法も紹介されています。これらは勉強になるし、今すぐ生活に取り入れたくなるものばかりでした。

「もったいない」で家計にも地球にもやさしく

 食品ロスを減らす方法としては、①余分なものを買わない②買ったら使い切る③今まで食べないで捨てていたもの捨てない④上手に保存するというのが挙げられます。この4つについては、文字だけで見るとなんてことはない当たり前のことなのですが、いざ実践してみようとすると、いろいろな誘惑に負けてしまって、なかなか難しいことだったりします。

 それなら、まずは「もったいない」という意識を常に持つようにしましょう。そうすれば、いろいろな誘惑へのストッパーになってくれるはずです。もったいない精神で家計や地球にやさしい行動をしていきませんか?

文=JUNKO