愛する人が死ぬことで自分はサバイブできる――極限状態で育まれる、究極の純愛

文芸・カルチャー

2019/7/25

『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』(斜線堂有紀/KADOKAWA)  山に囲まれた集落で暮らす中学3年生の江都日向(えとひなた)。彼の前に、6歳年上の美貌の女性・都村弥子(つむらやこ)が現れる。身体が純金に変異する難病「金塊病」を患う弥子は、江都に奇妙な提案を申し出る。 「私を相続しないか?」  弥子の身体には... 続きを読む