靴底の減りは不調のサイン! 「足首のゆがみ」を整えれば、体調不良改善・姿勢矯正・脂肪燃焼も

健康・美容

2019/9/24

『図解 靴底の減り方でわかるカラダ診断』(新保泰秀/主婦の友社)

 歩き慣れた靴ほど靴底が減っていくものですが、その減り方に注目したことはありますか? 「靴底が減るということは、足首がきちんと使えていなくてゆがんでいる証拠です」というのは、足専門の治療院を経営するフットマスター、新保泰秀先生。足首は体にとって家の基礎のようなパーツ。そこがゆがんでいると、体全体もゆがみ、体の不調の原因に。正しい立ち方・歩き方に気を配ることで、足首のゆがみが整い不調が改善されていくのだとか。

 著書『図解 靴底の減り方でわかるカラダ診断』(主婦の友社)をもとに、早速筆者も自分の靴底の減り方を確認してみました。

あなたの靴底の減り方をチェック!

4パターンのうち、どれに当てはまりましたか? 「①かかとの外側だけが減っている場合、②かかとの内側だけが減っている場合、③かかとの片側だけが減っている場合、④つま先だけが減っている場合」。

 筆者のスニーカーを見てみると、①の減り方をしていました。「猫背になっていたりしませんか?」という本書の問いかけ通り、確かに筆者は常に猫背ぎみ。「骨盤後傾や股関節のゆがみから体の不調を起こしがち」とのこと。言われてみれば、最近デスクワークをしているとすぐに腰が痛くなります。

「ニュートラルポジション」を守って正しい歩き方を

「足首を理想のポジションにすると、不調を解消できる」と新保先生。「あおむけで脱力し、足首の角度が左右どちらも45度、合わせて90度」、「直立してリラックスし、足元を見ずに一歩踏み出したとき、足の中指が進行方向を向いている」。これが足首の正しい位置「ニュートラルポジション」をとれている状態。筆者はどちらもずれてしまっていましたが、簡単なエクササイズでその感覚を掴むことができると知れて安心。

まずは1日1分から。「①床に座り、脚を伸ばす ②左のつま先を伸ばし、右のつま先を曲げる ③①の姿勢に戻す ④右のつま先を伸ばし、左のつま先を曲げる」。

「バランスポイント」を意識して

 足首の正しい位置がわかったら、立ち方、歩き方を改善。新保先生が一番楽だと考えるのは、「ボールがころころ転がるように自然に進む歩き方」。体に負担をかけない歩き方のためには、力まない足裏の位置「バランスポイント」に体重をかけて立つことが第一歩。

バランスポイントは「かかとの少し前、内くるぶしと外くるぶしを結んだ真ん中」。

「新保式ボールウォーキング」をマスター

 バランスポイントに体重をのせた状態で、一歩踏み出してみましょう。体に負担をかけない「新保式ボールウォーキング」のポイントは7つ。

「①ひざを伸ばしてかかとで着地 ②足裏の体重移動は『かかと→小指→薬指』の順で ②腕を振らずに肩甲骨を引く ③肋骨を上げて肩を下げる ④足首をしっかりと伸ばす ⑤後ろ足の付け根を伸ばす ⑤足先を進行方向に向ける」。

 慣れるまで体がよろよろしてしまいますが、先生の医院に通う患者さんはみんな1カ月ほどでマスターするといいます。根気よく続けることで軽やかな体を手に入れられだけでなく、正しいボールウォーキングが出来れば1日300歩のウォーキングでもダイエット効果がかなり期待できるのだそう。

 本書はエクササイズや歩き方を掲載する以外にも、足首がゆがむ原因や、体に負担がかかる理由を詳しく解説したうえで、自分の体の今の状態をセルフチェックできるように構成されています。体の仕組みや状態をしっかり理解して行うのと、そうでないのとは表れる効果がまったく違ってくるはず。最終章では靴の選び方まで教えてくれる豊富な情報量で、本気で体調改善したい方は必見です!

文=三浦小枝