1日1時間。「またね」は言わない――孤独な少年と幽霊少女が、恋に落ちるごとに別れに近づく切ないラブストーリー

レビュー

誰にも気づかれぬまま、この世界からふと消えることができたらどんなに楽だろうと思う日がある。特段死にたいわけではないし、劇的な出来事が自分の身に降りかかったわけでもない。だけれど、生きるのは容易いこと…

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