「あなたはあなたと結婚したい?」婚約者に5股された後の10年間の婚活で見つけた“結婚の掴み方”

恋愛・結婚

2020/1/31

『10年婚活理論』(マミィ/評言社)

「結婚」という夢を叶えるため、今この瞬間も婚活に励んでいる女性は多いはず。なかなかマッチングしない婚活アプリにやきもきしたり、婚活パーティーに参加しながら先の見えない不安と戦ったりしている方もいるかと思います。苦しい婚活を早く終わらせたい…。そんな思いに駆られた時、ぜひ手に取ってほしいのが『10年婚活理論』(マミィ/評言社)。

 著者のマミィさんは「婚活させない婚活アドバイザー」というユニークな肩書きの持ち主。そこには自身の苦しい婚活経験が大きく関係しています。28歳の時、婚約者に5股され婚約破棄となった彼女はそれから婚活に励むように。しかし、5股された影響からか、自分にまったく自信が持てず、10年間「結婚できない病」に苦しめられていたそう。

 誰かと付き合うことが怖い。たとえ付き合えたとしても、相手の男性から粗末に扱われてしまう。そんな苦しい状況が好転したのは、38歳の時。思考のクセを変えたところ、アラフォーモテ期を迎え、その後、付き合って4カ月で彼氏からプロポーズ。幸せな結婚を手にすることができたのです。

 その経験を活かし、マミィさんは本書内で苦しい婚活をせずに幸せな結婚を手に入れる方法を伝授。何年婚活を続けていても結婚に辿りつけない原因は、もしかしたらあなたの心の中にあるかもしれません。

■あなたは「クレクレかまってちゃん」になってない?

“あなたに質問です。もし自分が男性だったら、あなたという女性と結婚したいと思いますか?”

 この質問を目にした時、筆者の頭には「NO」の2文字が即よぎりました。きっと、同じ答えに至った女性は多いはず。その結論にマミィさんは、グサっと刺さる正論をおくっています。

“あなたがあなたを自信を持って男性に勧められないのに、なぜ男性に「どうして私じゃダメなの?」と言えるのか。”

 おそらく、私たちが「NO」の答えを出した裏にはこれまでの婚活や恋愛での失敗から自分に対して自信が持てなくなったことも関係しているのでは? マミィさんは、そんな思考のクセを変えることで、苦しい婚活を何年も何十年も続けず、幸せな結婚を手にしようとアドバイス。脳科学や量子力学を交えた“結婚が遠ざかる理由”には思わず、なるほど…と納得させられます。

 マミィさんいわく、実らない婚活に長年苦しむ女性と、すぐに幸せな結婚を手にする女性には大きな違いがあるのだそう。例えば、あなたは彼に対して「クレクレかまってちゃん」な女になってはいませんか?

 大好きな人に愛されたいという気持ちは、相手が大切であるほどに強くなるもの。しかし、「愛されたい」の気持ちが強すぎると、愛を強制し始めてしまうことも…。もっとLINEが欲しい。土日は絶対に会いたい。こうした気持ちが湧きあがってしまうのは、実は自分で自分を満たせていない証拠。他人からの愛で自分を満たそうとするのではなく、やりたいことにチャレンジし、自分で心を満たしてあげることが大切だと、マミィさんは指摘します。

 どうしても婚活に必死になってしまう場合は「結婚できる3つの法則」を意識。脳科学的に、人間は同時に3つ以上のことを行うと上手くいくと言われているのだそう。これを応用し、婚活以外のことを2つ以上行うように心がけると、執着が分散され、結婚に結びつきやすくなるというのです。

 実践する時は「婚活」もひとつの方法にこだわらず、3つ以上の方法を試してみるのがポイント。婚活アプリだけでなく、知人の紹介や婚活パーティー、バーにひとりで飲みに行くなど、今までチャレンジしたことがなかった方法にも目を向けると、執着が分散され、自分に合う出会い方も分かるようになると言います。

 婚活に悩む女性に寄り添うマミィさんは、どんな時でも自分に寄り添い、自分の味方になることや自分の価値を認めること、すべての自分を受け入れること、自分のすべてを許すことを「自分と結婚する」という言葉で表現。彼女が教える「自分と結婚する方法」は婚活中の女性だけでなく、苦しい恋愛に悩んでいる方や「私は愛される価値がない」と思い込んでしまっている人にも響きます。

 なお、本書には書き込み形式のワークも収録。知らなかった自分の本心を知ると、「幸せな結婚」を掴むために“本当に必要なもの”が見えてきます。

文=古川諭香