どれほどの悲劇を重ねれば、その“時”にたどりつけるのか――人と鬼の織りなす170年の大河を描く「鬼人幻燈抄」シリーズ第3弾

レビュー

読み終えたあと表紙のイラストを見かえして、まさかそんな意味があったとはと、思わず嘆息が漏れた。『鬼人幻燈抄江戸編 残雪酔夢』(中西モトオ/双葉社)である。著者はどれだけ主人公に試練を与えるのかと、生き…

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