「両想いをこじらせすぎて逆にかわいい」素直になれないふたりに“キュンキュン”!?『天堂家物語』10巻がときめく乙女を増産中!

マンガ

更新日:2021/12/2

天堂家物語
『天堂家物語』10巻(斎藤けん/白泉社)

 名門・天堂家を巡るドロドロとした人間関係を描く『天堂家物語』10巻が、2021年10月5日(火)に発売された。半年ぶりに発売された新巻の表紙は、らんが両手を縛られているという不穏な様子の前巻と打って変わって、華やかな雰囲気。発売を心待ちにしていた人も多いようで、SNSでは早くも大盛り上がりの様相を見せている。

 「生きては出られぬ」という天堂家を恐れる伯爵令嬢・鳳城蘭の身代わりに、天堂家令息・雅人のもとに嫁いだ“らん”。正体を隠したまま観薔会に向けて作法の特訓を行ったり、叔母との面会に備えて琴の稽古に勤しんだりしながら、天堂家での生活を乗り越えていく。

 気になる10巻では、雅人が熱に倒れてしまう。追憶する自らの冷たい過去には、いったい何があったのだろうか? その後、雅人の父・貴人を慕う操に誘われ、雅人とらんは舞踏会へ出席。そこでふたりの互いへの想いは徐々に高まる… という、気になる展開となっている。

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 もどかしい雅人とらんの関係には、「ついに、らんと雅人があわわ… 本人たち、両想いをこじらせすぎていて逆になんかかわいい」「今回はキュンキュンポイントが多かったー! 真っ赤になったらんちゃんが可愛すぎた」「10巻は萌えすぎたあまり、非常に悶え苦しみました」「ドSな雅人様、最高でござった… なんというご褒美」「そろそろ雅人様とらんちゃんのラブラブシーンが見たいよ! 雅人様もうちょっと素直になって!」といった声が溢れることに。

 また10巻は通常版以外に、描き下ろし漫画12P「閑話 らんと催眠術」や、作者本人が厳選したイラスト16Pをコメント付きで収録した小冊子がついた特装版も同日に発売されている。本編の素晴らしさに心を躍らせる人がいるのはもちろん、中には小冊子に魅力を感じている人も。イラストの美しさや、らんの可愛らしさを全面に押し出した描き下ろし漫画に惹かれ、保存用にもう一冊買おうという猛者まで現れている。

 今後、らんと雅人がどうなっていくのか、ますます目が離せない『天堂家物語』。「10巻、ここで終わるのかぁぁぁ。先が気になりすぎる!」「次の巻は来年か… 早く先が読みたい!」など、次巻を熱望する声も上がっている。まずは10巻を堪能して、次巻の発売を楽しみに待とう。

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