岸政彦『東京の生活史』――聞き手と語り手、読み手が呼応し合う、人生の欠片が詰まった1216ページの分厚い不思議な本!
レビュー
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『東京の生活史』(岸政彦:編/筑摩書房) なんとも不思議な本である。 『東京の生活史』(岸政彦:編/筑摩書房)の総ページ数は1216ページ、とても分厚く、重く、存在感があり、書店でも異彩を放っている。何につ…