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レビュー

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レビューの記事一覧(861件)

  • レビュー

    「ヒトコワ」とは一線を画す恐怖。青森県のP集落を舞台に、ミステリー要素も楽しめる因習ホラー【書評】

     『或る集落の●』(矢樹純/講談社)は、特定の土地にまつわる奇怪な体験談を集めたホラー短編集である。  伯父の家に引き取られ、青森県のP集落で暮らしていた姉。彼女…

    文芸・カルチャー

    2025/8/23

  • レビュー

    解離性同一性障害とともに生きる。「多重人格」というレッテルの中で、平穏な日々を築く努力【書評】

     人を「わかった」と思った瞬間、その人をひとつの枠に押し込めてしまうことはないだろうか。血液型やMBTIといった性格診断に始まり、「発達障害」や「双極性障害」とい…

    文芸・カルチャー

    2025/8/23

  • レビュー

    「脈ありかも」と思った瞬間に突きつけられる現実。情緒をめちゃくちゃにされたダメ男に共感必至のジェットコースターラブストーリー【書評】

     こんな経験はないだろうか。「この人、もしかして私に気がある……?」そう思った矢先、あっさり冗談で流され、何事もなかったかのように振る舞われる。心が浮ついた直後…

    マンガ

    2025/8/23

  • レビュー

    「私に愛を求めるな」からはじまる政略結婚。冷酷な王との結婚が導く国の再建と人生の再生の物語【書評】

    『国外追放された王女は、敵国の氷の王に溺愛される』(まりも璃茉:漫画、坂合奏:原作、さくらもち:キャラクター原案/KADOKAWA)は、理不尽にすべてを奪われた王女が、…

    マンガ

    2025/8/23

  • レビュー

    新井素子の名作ホラー、新装版で登場! 両親が死んだのは「くまのぬいぐるみ」のせい? 孤独な少女とぬいぐるみの歪な関係【書評】

    『くますけと一緒に(中公文庫)』(新井素子/中央公論新社)は、不穏さで疑心暗鬼になりそうな「怖い物語」だ。一方で、キュートかつファンタジックな雰囲気を漂わせてい…

    文芸・カルチャー

    2025/8/22

  • レビュー

    犬好きの著者が捧げる、全犬への賛美。犬への愛を温かなイラストと詩で綴る『犬たちの詩』【書評】

    『犬たちの詩』(のい(noigashira)/KADOKAWA)は、犬好きの著者による「犬への愛情」を表現したイラストと詩がまとめられた詩集である。  犬への愛を惜しみなく綴…

    マンガ

    2025/8/22

  • レビュー

    恒川光太郎のダーク短編集! 衝動から弟を殺した男。残虐な事件と"山の神"との関係は?【書評】

     「ホラー」と聞くと、血まみれの怪物や、理不尽な死を思い浮かべる人も多いだろう。けれど今の時代、人を震え上がらせる怖さは、そうしたわかりやすい恐怖だけではない…

    文芸・カルチャー

    2025/8/22

  • レビュー

    転移したら男女比1:5のハーレム世界だった。無自覚たらし男 vs. 激重女子たちの予測不能恋愛サバイバル【書評】

     もしこの世界に男がほんの一握りしか存在しないとしたら、普通の男性がそのまま生きていくことは可能なのだろうか。『男女比1:5の世界でも普通に生きられると思った?…

    マンガ

    2025/8/22

  • レビュー

    お笑いに夢中になりすぎた芸人の家庭破綻からの再起!父娘お笑いコンビ「完熟フレッシュ」の誕生秘話【書評】

     父・池田57CRAZYさんと娘・池田レイラさんによる親子のお笑いコンビ「完熟フレッシュ」。『親子漫才!』(池田57CRAZY(完熟フレッシュ):著・原作、ぽぽこ:漫画/KADO…

    マンガ

    2025/8/22

  • レビュー

    夏休みの帰省や旅行の有無から浮かぶ「格差」とは――移動が「できる人」「できない人」の間にある分断・不平等の実態【書評】

     今年の夏休みももうすぐ終わりが見えてきた。旅行や帰省等で「移動」をした人も多そうだが、「行きたい場所に自由に行けた人」は、果たしてどれくらいいたのだろうか? …

    社会

    2025/8/22

  • レビュー

    司書の先生とほぼニートなフリーターが急接近。図書館からはじまる大人のゆるキュンBL【書評】

    『ほぼニートな俺が司書の先生に恋をしました』(福田まきこ:漫画、伊藤あまね :原作/KADOKAWA)は、物腰やわらかな小学校の司書教諭と内気なフリーターの青年が織り成…

    マンガ

    2025/8/22

  • レビュー

    住む世界が違いすぎる! 天才セレブ作家と庶民派編集者の温度差にクスッと笑えるお仕事コメディ『リリー先生は仲良くなりたい』【書評】

     大人になって交友関係が広くなるにつれ、「この人とは住む世界が違う……」と感じる瞬間に遭遇することもあるだろう。価値観や考え方、日々の過ごし方があまりにも自分と…

    マンガ

    2025/8/21

  • レビュー

    これは実話か虚構か? 全国の書店で起きた恐怖体験を、著者目線で描くホラー小説【書評】

     面白すぎた。そして、怖すぎた。――特に本好きには後を引くホラーだ。 『書店怪談』(岡崎隼人/講談社)は、端的に言ってしまえば書店にまつわるホラー小説……なのだが、…

    文芸・カルチャー

    2025/8/21

  • レビュー

    遅刻、欠勤、パワハラ、セクハラ…辞めてほしい問題社員にどう切り出す? 弁護士で「円満退職請負人」の著者が教える、会社と社員を守る方法【書評】

     セクハラ、パワハラを繰り返す社員。社会的ルールをアップデートできない社員。組織の調和を乱す「問題社員」の存在は、職場の雰囲気と業績を悪化させ、最悪の場合には…

    ビジネス

    PR 2025/8/21

  • レビュー

    年の差50歳の失恋仲間。ふたりのヒロインが、もう一度歩き出すまでの物語『そしてヒロインはいなくなった』【書評】

    『そしてヒロインはいなくなった』(ばったん/双葉社)は年の差50歳の女性ふたりが、失恋をきっかけに繋がるシスターフッド・ストーリー。ふたりが失恋仲間として共に励ま…

    マンガ

    2025/8/20

  • レビュー

    子どもの自殺が多い「9月1日」を越えるために。椰月美智子が「生きてほしい」と願いを込めて綴る、感動の青春家族小説【書評】

    『9月1日の朝へ』(椰月美智子/双葉社)というタイトルを見ただけで「あっ」と思う人は少なくないかもしれない。長い夏休みが終わって、新学期が始まるその日の朝、みずか…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/20

  • レビュー

    大谷翔平の英語スピーチ、米国ではどう受け止められる? “世界の常識”を多角的に学び、旅する本『新・常識の世界地図』【書評】

    『新・常識の世界地図』(21世紀研究会 編/文藝春秋)は、世界の常識とタブーについて、あらゆる角度から切り込む一冊だ。本書は2001年に発売され、11万部超のヒット作と…

    文芸・カルチャー

    2025/8/20

  • レビュー

    芸能界が舞台のアイドルBL。王道王子様×「抱かれたい男」1位のギャップがありすぎる不器用恋愛【書評】

     男性5人組の大人気アイドルグループ、「Abyss(アビス)」の絶対的センター・玲央。音楽番組でコラボすることが決まった新人グループ「CROWN(クラウン)」のリーダー・…

    マンガ

    2025/8/20

  • レビュー

    車をぶつける、物忘れも激しい。老いた父を前に、40歳の息子になにができるのか――小野寺史宜の最新作『あなたが僕の父』【書評】

     親というものはいつまでも親であり、常に自分よりも大きな存在だと思っていた。しかし、社会人になり、自分もそれなりに大人になってくると、気づいてしまう。親って、…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/20

  • レビュー

    政略結婚ものの“おいしいところ”が詰まった少女マンガ。噓が本当になっていく、『狼皇子と嘘つきな結婚』大転換の最新刊【書評】

     復讐ものならスカッとするカタルシス、異世界ものならヒールを一掃する爽快感など、物語のジャンルには“おいしい”部分がある。恋愛もののトレンドジャンルのひとつ、政…

    マンガ

    PR 2025/8/20

  • レビュー

    「レンタル番犬」の存在が、“ワケあり”な主人公たちの心を溶かしていく。犬の魅力が溢れる5編を収録、大崎梢のハートフル短編集【書評】

     ペットと暮らす人を描く物語や、動物の相棒が活躍する物語は数多く存在し、動物好きの読書家を楽しませてきた。このレビューを書いている筆者も、そうした物語に心を動…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/20

  • レビュー

    「死の呪い」をスマホ画面+小説で読む?新感覚のモキュメンタリー・ホラー『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』【書評】

    『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』(知念実希人/双葉社)は、“スマホ特化型モキュメンタリー”と言うにふさわしい、極めて斬新な構成のモキュメンタリー・ホラーで…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/20

  • レビュー

    新社長は俺様モンスター。健気な社長秘書が恋に仕事に奮闘する大人気オフィスラブ、感動のフィナーレ!『MONSTERの甘い牙』【書評】

    『MONSTERの甘い牙』(伊吹楓:漫画、橘いろか:原作/双葉社)は、大人にこそ読んでほしいオフィスラブコミックだ。俺様モンスターな社長と、健気な社長秘書の恋模様が描…

    マンガ

    2025/8/18

  • レビュー

    ポンコツだけど一生懸命な同居男子に、思わず赤面してしまう天才美女三姉妹が尊すぎ!アニメも好評のホーム&ラブコメディ『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』【書評】

     秀でた才能を持ち周りから「天才」と呼ばれる者たちは、凡人とは生きている世界が全く違う、孤高の存在のように思える。しかし『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』(ひら…

    マンガ

    2025/8/17

  • レビュー

    「道楽」で異世界を旅する中年男のファンタジー! 仕事に追われる日々から一変、自由気ままな暮らしを満喫【書評】

     肩肘はらず、気楽に人々を救う。コミック『異世界道楽に飽きたら』(三文烏札矢:原作、ともぞ:キャラクター原案/イマジカインフォス)は、仕事に追われて「余裕」を欲…

    マンガ

    PR 2025/8/16

  • レビュー

    現代で言えば石オタク!? 小間物細工屋の娘が挑む「美しい石」がもたらす江戸の事件 「緒方洪庵 浪華の事件帳」シリーズ著者の新時代小説【書評】

     日々の暮らしに必要なものではないけれど、「それがある」というだけで気持ちが高揚する物がある。そうした物を選ぶとき、求めるときのときめきは、昔も今もきっと一緒…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/16

  • レビュー

    転生した世界で与えられたのは異端の魔法!? 自分の本当の力を知るとき、物語は大きく動き出す『無属性魔法の救世主』【書評】

    「自由に生きたい」。そう願ったことが、あなたにもあるのではないか。学校、家庭、近所付き合い、SNS、職場。生きているだけで息が詰まってしまう現代社会。「全部投げ出…

    マンガ

    PR 2025/8/15

  • レビュー

    『千と千尋の神隠し』に出てくるあの料理を作ってみた! 長い夏休みに親子で挑戦したい“ジブリごはん”【書評】

     今年も長い夏休みがスタート。子どもが午前中から繰り出す「何したらいい?」攻撃に辟易している方も多いのではないでしょうか? 暑すぎて公園にもいられず、結局ゲー…

    暮らし

    2025/8/15

  • レビュー

    「観ると死ぬ映画」の噂は本当か―― 発売即重版! 人気作家・梨氏も評価するモキュメンタリーホラー小説コンテスト大賞受賞作【書評】

     モキュメンタリーホラーとは、ドキュメンタリーを装ったホラーのこと。近年『近畿地方のある場所について』(背筋/KADOKAWA)、『かわいそ笑』(梨/イースト・プレス)…

    文芸・カルチャー

    2025/8/12

  • レビュー

    営業時間、わずか1時間の食堂!? それでも美味い麺を求め、全国から人が集まる。「日の出製麺所」のうどんへの情熱と知られざる舞台裏【書評】

    「何もつけなくても美味しい麺を作りたい」――その願いを胸に、うどん作りに人生を捧げてきた人がいる。讃岐うどんの本場・香川県坂出市にある「日の出製麺所」三代目・三…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/11