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過去のレビュー

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過去のレビューの記事一覧(15,998件)

  • レビュー

    知らなければよかった真実に絶望する。貴志祐介が贈る、珠玉のホラーミステリ『梅雨物語』

    『梅雨物語』(貴志祐介/KADOKAWA) じっとりとした恐怖が、全身にまとわりついている。降り止まない長雨の中に閉じ込められたような、絶望感。ジメジメと蒸し暑いはずな…

    文芸・カルチャー

    2023/8/9

  • レビュー

    家でも外でも頑張りすぎている日本人女性へ。ドイツ人の思考と暮らしから学ぶ「ほどほどに頑張る」生き方

    『ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方』(サンドラ・ヘフェリン/自由国民社) 日本では「頑張ること」が美徳とされやすい。例え…

    暮らし

    2023/8/9

  • レビュー

    映画「バカ塗りの娘」原作。50回塗っては研ぐを繰り返す「バカ塗り」と呼ばれる伝統工芸を通して紡ぐ、無口な父と娘の絆の物語

    『新版ジャパン・ディグニティ』(髙森美由紀/産業編集センター) 青森の津軽塗は「バカ塗り」と言われる。 日本が誇る伝統工芸である津軽塗。塗っては研ぐという工程を50…

    文芸・カルチャー

    2023/8/9

  • レビュー

    愛犬の死が近づいている――中年男性と老犬の静かで愛に溢れた一日。“生きる”とは何かを見つめ直すオランダのベストセラー小説【書評】

    『ある犬の飼い主の一日』(サンダー・コラールト:著、長山さき:訳/新潮社) “心臓が鼓動している––ヘンク・ファン・ドールンは目を覚ましてそう思う” こうして始まる『…

    文芸・カルチャー

    2023/8/9

  • レビュー

    いじめ、引きこもり、虐待。孤独死の現場を取材するノンフィクション作家の半生と、社会課題の根源に迫る著者初のエッセイ『生きづらさ時代』

    『生きづらさ時代』(菅野久美子/双葉社) 凄惨な事件の報道、止まらない物価高、SNSに集約される人間関係、若年層にも広がる孤独死。周囲にあふれる社会課題をはじめ、さ…

    文芸・カルチャー

    2023/8/9

  • レビュー

    子どもが30分も集中できた! 集中力や記憶力がアップする、フランス生まれのオシャレな探し絵本

    『みつけだせ!ふしぎなまちで だいそうさく』(バレリー・サンソネ:作、ダニエル・スポントン:絵/KADOKAWA) 絵本ブームでさまざまな絵本が読まれていますが、「集中力…

    文芸・カルチャー

    2023/8/9

  • レビュー

    摂食障害、アルコール依存症、幻覚。虐待と性被害の後遺症に苦しむ妻を介護する夫が綴った、壮絶な闘病記『妻はサバイバー』

    『妻はサバイバー』(永田豊隆/朝日新聞出版) 多くの人は親から愛情を受けて、生きるために必要な自己肯定感を育む。しかし、中には親から虐待を受け、自尊心を粉々に砕…

    暮らし

    2023/8/8

  • レビュー

    キリンビールはなぜ麒麟を選んだ? ラガーとエールの違いは? ビール好きなら押さえておきたい、意外と知らない豆知識

    『日本のビールは世界一うまい!──酒場で語れる麦酒の話』(永井隆/筑摩書房) 1日の仕事終わり、グビッとのどを潤すビールは格別に美味しい。それを楽しみに働いていると…

    暮らし

    2023/8/8

  • レビュー

    『ドラゴンボール』編集・鳥嶋氏が説く“わかりやすさ”の正体。プロ漫画家志望者と漫画読みのための至高の一冊『Dr.マシリト 最強漫画術』

    『Dr.マシリト 最強漫画術』(鳥嶋和彦/集英社) “なぜ彼らはプロの漫画家として、成功できなかったのだろうか? 最大の理由は、彼らの描く漫画が読みにくかったからであ…

    マンガ

    2023/8/8

  • レビュー

    スマホなしで待ち合わせした時代があった。「団塊ジュニア世代」の視点から日本の過去50年を振り返るノンフィクション【書評】

    『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(速水健朗/東京書籍) 1973年生まれのライター・速水健朗の『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(東京書籍)…

    暮らし

    2023/8/8

  • レビュー

    苛烈な教育虐待とネグレクト。虐待被害者である高校生二人が背負い込まされた苦痛と、同士として芽生えた絆を描いた物語『サクラサク、サクラチル』

    『サクラサク、サクラチル』(辻堂ゆめ/双葉社) 「教育虐待」という言葉が世間に認知されるまで、それらはすべて「教育熱心な親」と同化していた。教育熱心な親は多い。…

    文芸・カルチャー

    2023/8/8

  • レビュー

    自由研究の点と点を繋いでくれる。ジャンプから生まれた学習マンガ雑誌「勉タメジャンプ 2023 SUMMER」の魅力

    「勉タメジャンプ 2023 SUMMER」(週刊少年ジャンプ編集部/集英社) 8月も半ばに差し掛かると、多くの子供たちが頭を悩ませることになるであろう「自由研究」。テーマは何…

    マンガ

    2023/8/8

  • レビュー

    山田詠美に「あんた、字、書けたんだね」小説家デビュー時に言われた言葉。約38年間第一線で活躍し続ける秘密

    『私のことだま漂流記』(山田詠美/講談社) デビューして約38年経つ山田詠美の小説家としての人生は、ほぼ私の年齢と同じである。 こんなにも長いあいだ、第一線で活躍し…

    文芸・カルチャー

    2023/8/7

  • レビュー

    日本人の「約3割」が睡眠に不安。睡眠薬だけじゃない、62のQ&Aで学ぶ不眠・睡眠障害の治療大全

    『名医が答える! 不眠 睡眠障害 治療大全』(監修・井上雄一/講談社) 眠れない日々が続く「不眠」で悩む人たちは、少なくない。現代の日本では「人口の約3割が眠りに関…

    暮らし

    2023/8/7

  • レビュー

    “若い母ちゃん”たちが公営住宅を占拠! 実際の運動に着想を得た小説を『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこが放つ

    『リスペクト――R・E・S・P・E・C・T』(ブレイディみかこ/筑摩書房) 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)が、シリーズ累計で100万部を突破…

    文芸・カルチャー

    2023/8/7

  • レビュー

    ChatGPTがどう機能しているかは未解明!? 生みの親が「最高の解説書」と絶賛した一冊

    『ChatGPTの頭の中』(スティーヴン・ウルフラム:著、稲葉通将:監訳、高橋聡:訳/早川書房) 最近話題に上らない日はないChatGPT。これは何をしていて、どのようにして…

    ビジネス

    2023/8/7

  • レビュー

    朝ドラ「らんまん」牧野富太郎は不倫して子どもまで作った? 植物学者の意外すぎる型破りな人生『ボタニカ』

    『ボタニカ』(朝井まかて/祥伝社) 好きなものを貫き通せる人には、必ず、その支えとなる人物がいるのかもしれない。NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」を観ながら、ふ…

    文芸・カルチャー

    2023/8/6

  • レビュー

    不安や心配で眠れない…。そんなときは、過剰に働いている意識を止め深い眠りへ誘う「魔法のフレーズ」を!

    『無意識さんの力でぐっすり眠れる本』(大嶋信頼/ダイヤモンド社) 時々、上手く眠れないことがある。体は疲れているのに、目を閉じると嫌なことを思い出して眠れない。…

    暮らし

    2023/8/6

  • レビュー

    【芥川賞候補作】修学旅行から大脱走?! 青春のすべてが詰まった、高校生たちの1日限りの冒険譚

    『それは誠』(乗代雄介/文藝春秋) 青くさくも愛おしい自分語りが紡ぎ出す、青春のひととき。そのまばゆいほどのきらめきに、胸がいっぱいになる。どうしようもない懐か…

    文芸・カルチャー

    2023/8/6

  • レビュー

    「これが今まで隠していた私です」―初々しいカップルがお互いの性癖を理解する、ほっこりギャップ漫画『イジめてごっこ。』

    『イジめてごっこ。』(南文夏/白泉社) 人の「性癖」というものは、よほど仲がいい間柄でもなかなか表には出せないものだ。別に、一人で楽しんでそれで済むのならいい。…

    マンガ

    2023/8/5

  • レビュー

    『嫌われる勇気』の著者・古賀史健が初めて中学生へ著した本。「日記を書くこと」で「自分を肯定」することを伝える『さみしい夜にはペンを持て』

    『さみしい夜にはペンを持て』(古賀史健/ポプラ社) 世界中で大ヒットしたビジネス書『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の著者である古賀史健さんが、初めて中学生に向…

    暮らし

    2023/8/5

  • レビュー

    社内の暴露メール、パワハラ音声流出、弱みにつけこむ人たち――会社の代表選挙に巻き込まれた苦悩をコミカルに描くドタバタ物語『うどん陣営の受難』

    『うどん陣営の受難』(津村記久子/U-NEXT) 企業などの組織に属していると、会社の代表を決定する投票や会議が定期的に行われる。毎日通う「職場」という狭い枠の中で起…

    文芸・カルチャー

    PR 2023/8/5

  • レビュー

    「食す」と書いて「おす」と読む? 発酵デザイナーの旅を追体験しつつ日本の食文化を学べる異色のグルメ本

    『オッス!食国(おすくに) 美味しいにっぽん』(小倉ヒラク/KADOKAWA) 「食国」と書いて「おすくに」と読む。パソコンの文字変換でも、「おす」は「食す」とは変換され…

    暮らし

    2023/8/5

  • レビュー

    2020年4月から保険適用も。実例とともに解説する、誰もが陥る可能性のあるギャンブル依存の実態

    『ギャンブル依存 日本人はなぜ、その沼にはまり込むのか』(染谷一/平凡社) 競馬、競輪、競艇などの公営ギャンブル。パチンコやパチスロ、宝くじといった遊戯。それらを…

    暮らし

    2023/8/4

  • レビュー

    ジブリ最新作『君たちはどう生きるか』に影響を与えた1冊。80年以上前の本でも現代に通じる「教育、政治、人権、貧困」について

    『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎/岩波文庫) 「老兵の一撃って感じだったな」と筆者の友人がぼそりと言った。私は少し驚き、明るくなった劇場内で友人の横顔を見た…

    暮らし

    2023/8/4

  • レビュー

    『ARIA』『あまんちゅ!』の天野こずえ最新作。二足歩行でお茶も淹れる巨大黒猫と天真爛漫な少女の「色」を作る物語

    『Colori Colore Creare』(天野こずえ/マッグガーデン) いま話題のSFファンタジーコミック『Colori Colore Creare(コローリ コローレ クレアーレ)』(マッグガーデン…

    マンガ

    2023/8/4

  • レビュー

    「死にたい」と思ったことがある日本人は3000万人近く。自分が、友人が希死念慮に駆られた時に助けてくれる本

    『「死にたい」と言われたら 自殺の心理学(ちくまプリマ―新書)』(末木新/筑摩書房) 「死にたい」「これから死にます」「絶対に死んでやる」――これらは筆者がX(旧Twit…

    暮らし

    2023/8/4

  • レビュー

    読むたびに元気をもらえるアイドルサバイバルストーリー!『NEW GAME!』の得能正太郎最新作コミック『IDOL×IDOL STORY!』

    『IDOL×IDOL STORY!』(得能正太郎/芳文社) 昔、アイドルを“追っかけ”ていたことがある。CDを購入し、ライブは地方公演にも参戦していた。今で言えば“推し”ていたのだ。…

    マンガ

    2023/8/4

  • レビュー

    ダ・ヴィンチ編集部が選んだ「今月のプラチナ本」は、高瀬隼子『いい子のあくび』

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年9月号からの転載になります。 『いい子のあくび』 ●あらすじ● 向かいから人が来ていることや、来客用のお茶が切れていること。子ど…

    今月のプラチナ本

    2023/8/4

  • レビュー

    趣味はお菓子作りや植物の世話…ピュアな強面男子を応援したくなる青春グラフィティ『寿々木君のていねいな生活』

    『寿々木君のていねいな生活』(ふじもとゆうき/白泉社) 『キラメキ☆銀河町商店街』や『ただいまのうた』、『シェアハウス金平糖北千住』(いずれも白泉社)など、あたた…

    マンガ

    2023/8/4