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過去のレビュー

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過去のレビューの記事一覧(15,998件)

  • レビュー

    「なぜ戦争はなくならない?」──繰り返される問いに向き合う世界的ロングセラーを、村上春樹の新訳で読む『世界で最後の花』

    『世界で最後の花』(ジェームズ・サーバー:著、村上春樹:翻訳/ポプラ社) 世界がコロナ禍に見舞われはじめた2020年の春、長く関西に住んでいた人に、「東日本大震災の…

    文芸・カルチャー

    2023/6/14

  • レビュー

    ギリシア神話×日本神話×戦国武将の歴史ファンタジー! 人間を石像化するメデュウサの怨霊に人は打ち勝てるか!?

    『メデュウサ天翔』(アポロン犬城/中央公論事業出版) 歴史を題材にしたファンタジー小説は多くある。だが、これほどまでに様々な歴史を混在させ、ひとつの物語としてま…

    文芸・カルチャー

    2023/6/13

  • レビュー

    「死」から始まり「社員食堂の昼」で終わる短歌。5・7・5・7・7の最後の7音で世界がひっくり返る名作短歌集

    『窓、その他』(内山晶太/書肆侃侃房) 短歌の最後の句、57577の最後の7のことを「結句」という。 歌集『窓、その他』(書肆侃侃房)に収録されている367首は、そのほと…

    文芸・カルチャー

    2023/6/13

  • レビュー

    人気韓国アイドルも愛読! 「他人と自分を比べてしまう」「自己卑下してしまう」 頑張り屋の日本人に響く韓国発のエッセイ集

    『今日はこのぐらいにして休みます』(ソン・ヒムチャン:著、黒河星子:訳/飛鳥新社) 心や体が鉛のように重いのに、自分を労れない日が私たちにはある。日本人は真面目…

    暮らし

    2023/6/13

  • レビュー

    圧倒的な熱量と愛で語られる沢田研二の足跡。今なお輝き続ける“ジュリー”の魅力を追ったノンフィクション

    『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』(島﨑今日子/文藝春秋) 映画監督のギレルモ・デル・トロ監督やJ・J・エイブラムス監督なども訪れるサブカルの聖地として知られ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/12

  • レビュー

    7人の子どものシングルマザーが年商2000万円の経営者に!? インスタで夢を叶えた人たちのビフォーアフターがすごい!

    『インスタで夢を叶えた50人のやり方を1冊にまとめました。』(中島侑子/KADOKAWA) もしもSNSが人生を大きく変えてくれるとしたら、あなたはどんな風に使いますか? 毎日…

    暮らし

    2023/6/12

  • レビュー

    冷凍したらおいしくなった! 「下味冷凍」すれば、時短も節約もおいしい料理も叶う。塩と油でできる簡単冷凍術

    『おいしくなるうえ鮮度が続く! 塩と油で下味冷凍』(小田真規子/主婦の友社) スーパーでまとめ買いした肉や魚、いざ使おうと思ったら消費期限が切れていた…なんてこと…

    暮らし

    2023/6/12

  • レビュー

    日本の公教育に足りないものとは?「与える」「受ける」のみから脱却し、自律した社会をつくる方法

    『公教育で社会をつくる ほんとうの対話、ほんとうの自由』(リヒテルズ直子、苫野一徳/日本評論社) 学習指導要領に則ったことを教える。日本の公教育において当たり前に…

    社会

    2023/6/12

  • レビュー

    雑談下手は損をしている!? 仕事のパフォーマンスを向上させ、よりよい人間関係を築ける雑談のコツ

    『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』(ピョートル・フェリクス・グジバチ/クロスメディア・パブリッシング) 「今日は暑いですね」 「そうですね」 そんな他愛…

    ビジネス

    2023/6/12

  • レビュー

    残業は押しつけ手柄は横取りする白雪姫⁉ 7人の男を従える超自己中あざと女の転落と復讐

    『みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?』(むぎ/DPNブックス) とんでもないヒロインが現れました。 その名も白雪愛莉。その名字と…

    マンガ

    2023/6/11

  • レビュー

    「おまえの母性本能に手ェつっこんで奥歯ガタガタゆわしてやる!」ヨシタケシンスケの妄想膨らむ小さな日常スケッチをまとめたデビュー作

    『しかもフタが無い(ちくま文庫)』(ヨシタケシンスケ/筑摩書房) ヨシタケシンスケさんの本は、まずタイトルが魅力的だ。『しかもフタが無い(ちくま文庫)』(筑摩書…

    文芸・カルチャー

    2023/6/11

  • レビュー

    謎解きと鮮やかな伏線回収が気持ちいい! アニメ化で話題の近未来SF冒険譚『天国大魔境』

    『天国大魔境』(石黒正数/講談社) 荒廃した近未来の日本を、少年・マルと“おねえちゃん”ことキルコのふたりが旅するアドベンチャーコミック『天国大魔境』(石黒正数/講…

    マンガ

    2023/6/10

  • レビュー

    長渕剛を愛する超ポジティブなインドネシア人に勇気をもらえる! 多様性の時代だからこそ読みたいモスク建立奮闘記

    『香川にモスクができるまで 在日ムスリム奮闘記』(岡内大三/晶文社) 日本におけるムスリム(イスラム教徒)人口の増加や土葬墓地不足が時折ニュースになるようになって…

    暮らし

    2023/6/10

  • レビュー

    NISAとiDeCoって何が違うの⁉ 超初心者でもお金が貯まる仕組み作りを学ぶ「投資信託入門書」

    『超ど素人がはじめる投資信託 第2版』(20代怠け者(上本敏雅)/翔泳社) 「投資には興味があるが、最初の一歩が踏み出せない」という人は少なくないだろう。「何だか難…

    暮らし

    2023/6/10

  • レビュー

    平穏と隣り合わせの不穏…。元戦闘工作員の男は平和な日常を手に入れることができるのか!?『平和の国の島崎へ』

    『平和の国の島崎へ』(濱田轟天:原作、瀬下猛:漫画/講談社) 私たちは、不穏が平穏の隣人である世界に生きている。そう実感させられるマンガが、元兵士が平和と戦場の…

    マンガ

    2023/6/9

  • レビュー

    孤独死も目にする家賃取立人。デリヘル嬢、生活保護受給者など「家賃を払えない」人々のリアルがここに

    『出ていくか、払うか家賃保証会社の憂鬱』(鶴屋なこみん:著、0207:原案協力/KADOKAWA) 「あっ!家賃を払い忘れた!」 ある日、友人の家に遊びに行くと、郵便受けをの…

    マンガ

    2023/6/9

  • レビュー

    ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』は、「人生は自分次第」と思える1冊

    『メメンとモリ』(ヨシタケシンスケ/KADOKAWA) メメント・モリ。それは「死を想え」という意味のラテン語で、小説やマンガなどのフィクションだけでなく、絵画などさま…

    文芸・カルチャー

    2023/6/9

  • レビュー

    【2024年本屋大賞1位】坊主にして髪の伸びる長さを実験する女の子⁉ 行動力の凄まじい女子高生が挑戦しまくる青春爆走ストーリー

    『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈/新潮社) ここしばらく、私の心の中心を、「成瀬」が陣取っている。そう、それは、まるで、滋賀県の真ん中を琵琶湖が占めるように…

    文芸・カルチャー

    2023/6/8

  • レビュー

    ゲームがタダでできる時代でも、ゲーセンが無くならない理由とは? 逆風のなか成長を続ける「ゲーセンミカド」の秘密

    『ゲーセン戦記 ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀』(池田 稔、ナカガワヒロユキ/中央公論新社) 古いゲームばかりを置くゲーセンに、新しいお客さんが増える――…

    暮らし

    2023/6/8

  • レビュー

    今日すぐできる「ヤバい」だけからの卒業! SNSでも差がつく「おいしい」食レポ文章術

    『おいしい味の表現術』(瀬戸賢一:編集、味ことば研究ラボラトリー:著/集英社インターナショナル) 言葉で思いを表現するのは難しい。なかでも、自身の感覚による「味…

    暮らし

    2023/6/7

  • レビュー

    「勉強すること」「学ぶこと」とは何か? 元教師のパン職人が無料学習塾を通して子どもたちとその意味を探し成長していく物語

    『クロワッサン学習塾』(伽古屋圭市/文藝春秋) なぜ「勉強」しなければいけないのか――子どもから、こんな疑問をぶつけられたことはないだろうか。「将来に役に立つから…

    文芸・カルチャー

    2023/6/7

  • レビュー

    「えっ、これだけでいいの?」こねずに完成するバゲット生地も。本場パリで修業したパン職人が教える、4つの生地から焼けるプロ級パン52品!

    『フランス仕込みのパン』(大野友里奈/KADOKAWA) パン作りはこねるのに力が必要で、発酵状態の見極めもあって、少しハードルを高く感じる人も多いよう。また、一度作業…

    暮らし

    2023/6/7

  • レビュー

    ダ・ヴィンチ編集部が選んだ「今月のプラチナ本」は、小池水音『息』

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年7月号からの転載になります。 『息』 ●あらすじ● ぜんそく持ちの主人公・環の弟の春彦は十年まえの冬に若くして自ら死を選んだ。彼…

    今月のプラチナ本

    2023/6/6

  • レビュー

    大物俳優の家政婦になるため他人になりすまし⁉ これはギャグかサスペンスか

    『ミワさんなりすます』(青木U平/小学館) 大好きな芸能人の家に、家政婦として雇われる。 想像すらしたことのない幸せだ。私なら浮かれて何も手につかなくなってしまう…

    マンガ

    2023/6/5

  • レビュー

    村上春樹『女のいない男たち』『国境の南、太陽の西』の青山を歩く。【村上主義者のための“巡礼の年”③】

    6年ぶりに出版された村上春樹の長編小説『街とその不確かな壁』。その舞台である街と図書館があるのは福島県Z**町とされており、その場所が実際にはどこなのか特定しよ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/5

  • レビュー

    村上春樹「チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏」の国分寺を歩く。【村上主義者のための“巡礼の年”②】

    6年ぶりに出版された村上春樹の長編小説『街とその不確かな壁』。その舞台である街と図書館があるのは福島県Z**町とされており、その場所が実際にはどこなのか特定しよ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/4

  • レビュー

    村上春樹『ノルウェイの森』『中国行きのスロウ・ボート』の駒込を歩く。【村上主義者のための“巡礼の年”①】

    6年ぶりに出版された村上春樹の長編小説『街とその不確かな壁』。その舞台である街と図書館があるのは福島県Z**町とされており、その場所が実際にはどこなのか特定しよ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/3

  • レビュー

    防衛費増額、原発再稼働、長引く不景気――元経産省官僚が報道されない真実に迫る『分断と凋落の日本』

    『分断と凋落の日本』(古賀茂明/日刊現代) 夏目漱石の小説『草枕』の書き出しはあまりにも有名なので、ご存じの方も多いことと思う。 山路を登りながら、こう考えた。 …

    社会

    2023/6/3

  • レビュー

    村上春樹『街とその不確かな壁』は“ハルキ要素ほぼ全部入り”。『ハードボイルドワンダーランド』などを感じさせる集大成的作品をレビュー

    『街とその不確かな壁』(村上春樹/新潮社) ※本稿は物語の展開や結末などに関するネタバレはないものの、内容の細かい部分に触れている箇所があるため、『街とその不確か…

    文芸・カルチャー

    2023/6/3

  • レビュー

    女子プロレスラーの本音ガールズトーク。10周年の“東京女子プロレス”の素顔に迫る

    『まるっとTJPW!! 東京女子プロレスOFFICIAL “FUN” BOOK 2023』(玄光社) プロレスは闘いである。相手選手を殴り、蹴り、踏み潰し、ときには流血することもある。しかし…

    エンタメ

    2023/6/3