【1分間名作あらすじ】繊細で破滅的な夫と、強い妻――太宰治『ヴィヨンの妻』

文芸・カルチャー

2019/2/24

『ヴィヨンの妻 (新潮文庫)』(太宰治/新潮社)  主人公の「妻」は、もうすぐ4歳になる息子と暮らしていた。貧困のせいか、息子の発育は悪い。詩人で大酒飲みの夫は放蕩三昧で、めったに帰って来ない。しかし今夜に限り、夫は慌ただしく帰って来たかと思うと、息子の体調を心配したりと様子がおかしい。  しばらくすると、酒屋の店主... 続きを読む