義母「じゃんけん…ポンデリング☆」 殴るところでした。/『義母ダンジョンにハマっています。』③

暮らし

2019/7/14

 5万人以上がザワついたツイートが書籍化! 2児を育てるワーキングマザー・秋山さんと、不思議な常識の中で生きる義母とのとんでもないエピソードが満載。「義母ダンジョン」の中で奮闘する秋山さんの戦いを10回連載でお届けします!

『義母ダンジョンにハマっています。』(秋山/KADOKAWA)

東京もん

義父母は都会生まれの都会育ちのため田舎をよく知らない。

そんな2人が初めて私の実家に来る機会があった。

私の実家は自然豊かな場所にあり、電車も1時間に1本しか来ない。

最寄り駅に着く10分前に連絡をください、と伝えると

「いいのよ、駅前でお茶を飲んでからタクシーで向かうわ」と

言われたことがある。

田舎の駅前にカフェなどない。

タクシーも電話で配車をしないと捕まらない。

当日車で迎えに行ってみると、

トトロのバス停みたいなところで

赤とんぼを指差している2人を発見した。

【ダンジョン後日談】
その日は我が家に宿泊した義父母。「夜中ずーっとウシガエルが鳴いていて眠れなかった。よく田舎の人はあの騒音の中で眠れるわね」と驚いていました。田舎だとあれがオルゴールなんですけどね。

年末の廃品回収

お義母さんは自分で言ったことや

人にあげた物をすぐに忘れるので、

義実家からもらった要らない物を

目につくところに置いておくと

年末に遊びに来た義母が

「あら、これいいわね。頂戴」と言って

持って帰ることがある。

我が家ではこれを「年末の廃品回収」と呼んでいて、

秋山家の環境整備における重要なイベントと位置づけています。

義母の匂いがしみ込んだ手袋

誕生日プレゼントに義母から手袋をもらった。

タグは付いていたが義実家の匂いがついていて取れない。

たぶん新品未使用のまま眠っていた手袋を

私にくれたんだろうと思いつつ、

自分用の手袋を持っていなかったのでありがたく使わせてもらっていた。

すると年末、我が家に遊びに来た姑が

「あら、この手袋ステキ。いただいていい?」と言って

持って帰ってしまった。

もともとは向こうの物だけどプレゼントとして私の所有物になり

2年ほど経過した場合、法律関係に詳しい人がいたら教えてほしいんだけど

姑は死刑で合ってますか?

誕生日の報告

夫は優しく寛容な人である。決して声を荒らげない。

私もこういう人間でありたいものだ。

すると秋山の携帯が鳴った。義母からだ。

「昨日、あなた誕生日よね?

まだ連絡がないのでメールをしました。

きちんとこちらへ

あいさつをしてください」

おいなんだこのババアは! 火を放てー!!

焼き尽くせえー!!!!!

ぶりっ子

防災ヘルメットとピコピコハンマーを置いて

「叩いてかぶってじゃんけんぽん」を

義母と長男がやり始めたんだけど、

最初はグーのあと

義母が急に親指と人差し指で

自分の頰をつまんで

「じゃんけんんー…ポンデリング☆★」

とか言い出したので

ヘルメットで殴るところでした。

<第4回に続く>