最強の可愛さ! 男性保育士てぃ先生による実話エピソード「せんせい大好き!」/『きょう、ほいくえんでね…!!』⑤
更新日:2019/9/8
【scene57】やきもち
ひなちゃん(5歳)が別の男性保育士と楽しそうに遊んでいたので―
先生 「 ○○先生と何して遊んでたの? 楽しそうだったねー!」
ひな 「 もー! せんせいが いちばんすきだよ! だいじょうぶ! ねっ!」
僕がヤキモチ焼いてるみたいになってる!

ひなちゃんは、「先生は誰が一番好きなの?」とよく聞いてきます(子どもたちの中でどの子が一番好きなの? という意味で)。僕が「みんな好きだよ」と答えると、「じゃあ、私は誰が一番好きだと思う?」。「え!?誰なの?」と聞くと、「ないしょ!」って(笑)。女の子はママとそういう話をしているからか、男の子と違って恋バナにとても詳しいですね。
ひなちゃんが熱弁していて面白かったのは、「○○が一番大好き」と「○○だけが好き」は違うということ。 どうやら、ママとパパとでそういったやり取りがあったらしいんです。仲のいいご夫婦で、ひなちゃんのパパが「ママが一番好きだよ」と言ったら、ママが「一番好きっていうことは、他にも好きな人がいるってこと?」という話になってしまったよう……。そこでパパが「ママだけ大好きだよ」と言ったら、今度はそれを聞いたひなちゃんが「じゃあ私のことはどうなの?」というツッコミをしたみたいなんです(笑)。
「○○が一番大好き」と「○○だけが好き」―、気をつけて使い分けます!
てぃ先生/関東の保育園に勤める男性保育士。全国での講演活動も年間50本以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している