「最初に見直すべきは髪の毛」/『これまでの服が似合わなくなったら。「40歳、おしゃれの壁」を乗り越える!』①

暮らし

2019/9/20

40歳を迎えて、これまでの服がどうもしっくりこない、と感じることはありませんか? そう感じ始めたなら、自分を見つめ直すチャンス! 40代こそ、自分の軸を作る時期。「自分本位」のおしゃれを身につけて、「おしゃれの壁」を乗り越えましょう。

『これまでの服が似合わなくなったら。 「40歳、おしゃれの壁」を乗り越える!』(山本あきこ/幻冬舎)

服を買いに行く前に美容室に行こう

 ファッションの本なのに、なぜいきなり髪のこと? と思う方もいるかもしれません。でも洋服と同じくらい、いえ、大人の女性にとっては、それ以上に大事なのが実は髪の毛。そして髪の照りなのです。

 その人の全体の印象を決めるのは、実は髪です。どんなに服を変えても、髪のイメージを変えないと雰囲気はなかなか変わりません。逆に言うと、同じ洋服を着ていても、髪を変えれば、突然あか抜けることもよくあります。

 髪にツヤを出したり、分け目を変えたり、同じひとつ結びでも後頭部を少し盛って結んだりするだけで、ずいぶん印象が変わります。とくに、今の自分にもんもんとしている人には、思いきってヘアスタイルを変えることをおすすめしています。

 何を着てもしっくりこないという人が、前髪を短くしたり、ショートやボブにカットすると、突然パンと弾けるように明るくなる場面を何度も見てきました。これは、顔を全面に出すことで、自分の意識が前向きになる効果があるからです。

 今の自分になんだかピンときていないという人は、服を買う前に、まず美容院に行ってヘアスタイルをチェンジしてみましょう。「新しい髪に合わせて服を買う」くらいの意識でOK。それくらい、髪は重要なパートです。

スタイリング剤で髪に「照り」を出す

 髪の毛の照りは、スタイリング剤で出します。

 髪の毛のみずみずしさとツヤは、何にも増して価値があります。「ツヤのある髪は七難隠す」と言っていいくらい。

 パサついた髪の毛だと、どんなにおしゃれな服を着ていても一気に老けた印象になってしまうので、髪に照りを足して、若々しい印象を作りましょう。

 大人の女性の髪は、思っているよりも乾燥しがちです。その乾燥は見た目にもわかります。ですので人工的に照りを足してツヤっぽく見せるくらいがいいのです。私がお会いするお客様たちはたいてい、「スタイリング剤の量が全然足りていない!」と感じます。会う人、会う人に、スタイリング剤をつけ足してまわっているほどです。スタイリング剤を増やすとべたつきが気になるという人は、頭皮にはつけず、髪の毛の中間から毛先につけてみてください。一度にたくさんではなく、二度に分けてつけるのも良いです。

 使うのは、ゆるめのワックスやオイルがおすすめ。髪にすーっとなじむタイプのものなら、表面に照りを足すことができます。だいたい、みなさんが普段つけている2倍の量が目安です。

 ハードタイプのワックスは、固まったり白く残ったりしやすいので避けたほうがいいでしょう。ワックスが硬いと感じる場合は、オイルとまぜてなじみやすくするのも手です。

顔まわりの毛で「色気」、後頭部の盛りで「こなれ」を演出

 髪をまとめるときは、顔まわりにはらりと毛を落とすのがコツです。顔にかかる毛は気になるフェイスラインを隠して守ってくれる最強の味方! この毛があると顔に影が落ち、ぐっと小顔に見えるので試してみてください。それだけではなく、顔まわりにゆらっと揺れる毛があると、ほんのり色気も出るので一石二鳥です。

 ただし、ここでも大事なのが照り。この顔まわりに落とした毛がパサついていると、疲れた印象になってしまうので、スタイリング剤で束感を出して、「あえて出しているんですよ」感を演出しましょう。

 髪をひとつ結びにする人は、「ささっと結んだだけなのに、なぜかおしゃれ」感を醸し出して。ポイントは、後頭部にふくらみを出すこと。後頭部がふわっとしていると、ラフでこなれた印象が作れます。きっちりひとつ結びするよりも、肩の力が抜けた大人の女性の雰囲気に仕上がるのです。やり方は簡単! 一度結んだあと、結び目を押さえながら後頭部の毛を引き出すと、ほどよくカジュアルな空気感が出ます。

<第2回に続く>