人間の情念を「毒花」にたとえる、唯一無二の図鑑。それを手に取ったとき、私の世界は一変した【読書日記13冊目】

文芸・カルチャー

2019/12/9

2019年11月某日  どろっとした液体が大量に、頭の上に垂らされたときのような感覚に浸された。頭の上に垂らされた液体は顔面へ。血液だろうか、精液だろうか。いずれにしても少々物騒で生ぬるい、決して気持ちの良いものではないことは確か。そして、その気持ちの良いものではない毒々しいそれに降伏し、その状態に陶酔しきっているの... 続きを読む