恋愛感情は若い頃と同じ? 半世紀別々のふたりが向き合う『大人の恋愛ライフ ときめき再デビュー』⑪

恋愛・結婚

2020/2/26

パリ在住経験からのおしゃれアドバイスで著名なイラストレーター、米澤よう子さんが恋活をスタートさせました。アラフォー以上の女性が「ときめき」をカムバックさせた体験を、本音トークでお届けします。

 恋活以前の私は、先入観に支配されていました。恋愛は「心乱れそう」と。人間関係は良好で、心穏やかに暮らす今。好きな人の登場で、To Doリストが追加され、自ら心に負担をかけそうな。しかし、年を重ね、分別をわきまえた大人になったつもりです。穏やかに円満に進められる気も……。

 考えてみれば約半世紀、別々の人生を歩んできたのです。なにもかも気が合うほうが不思議です。新たな喜びもあれば、ささいなすれ違いをスルーできず、モヤモヤすることも。ヤキモキまで加わって、シングルライフとは別種の感情が湧き出てしまい……これが忘れていた恋愛感情?との疑問は、人生経験で培った理性で封印。

 大人っぽく解決したはずが、心では未解決。消化されず、やがて不安へと変わってしまう。彼への思い以上に不安が募って、せっかく芽生えたときめきに危険信号点滅です。フランスカップルを思い起こせば、その都度感情を伝えています。他人を超えた間柄へと進むには、他人行儀な理性こそ抑えるべきかもしれません。もし、感情をさらけ出して彼から拒否反応があったなら、この恋の行く末が、うっすらと見え始める機会になりえます。

<第12回に続く>