加齢による虚弱状態「フレイル度」をチェック!新聞紙体操で「5つの力」を鍛えよう/『新聞紙体操』②

健康・美容

2020/3/29

新聞紙&新聞棒を使って楽しく効率的に体を動かすことで、筋力・反射神経・認知機能がアップ。10万人の患者を診てきた80歳の現役リハビリ専門医が提言。いくつになってもイキイキと生きるために、今日からできる簡単な運動を始めてみませんか?

『新聞紙体操 – もう転ばない! 倒れない! 老けない! -』(林泰史/ワニブックス)

あなたのフレイル状態チェック

「フレイル」とは、筋力の低下や心身の活力の低下といった、加齢によって引き起こされる「虚弱」状態のことを指します。

 高齢者が健康な状態から要介護状態に移行する際に、このフレイル状態を経るので、この段階で適切な対策を取ることが重要です。

 詳しくは次ページを見ていただきたいと思いますが、まずは一番簡単な方法で、ご自身の筋肉量を測ってみてください。

◉ 両手の親指と人差し指で輪を作る。
◉ 利き足ではない脚のふくらはぎの一番太い部分を輪っかで囲む。

 指と脚に隙間ができる人はサルコペニア(加齢で筋肉が衰えた状態)の可能性があります。転倒・骨折リスクに注意しましょう。


新聞紙体操で鍛えられる部位

 健康寿命を延ばすためにはトレーニングが重要です。ある研究では1日平均25分間程度の簡単な室内運動をしたところ、骨量の低下を防止するだけでなく増加させることがわかりました。

 骨に対する負荷が大きいほど骨形成は促されますが、散歩やゲートボールのような軽い運動でも、骨密度は高くなることがわかっています。

 転倒予防を目的とする新聞紙体操では、以下の5つを鍛えることができます。

「脚・足」「肩・腕」「首・肺」「手首・指」「脳」

 どの運動も1~3分ほどでできるようになっています。たとえば「脚・足」と「肩・腕」の運動をひとつずつ、といった具合にバランス良く楽しみながら体と脳を鍛えましょう。


<第3回に続く>

この記事で紹介した書籍ほか