『週刊ツリメ』「誹謗中傷について」

エンタメ

2020/6/5

誹謗中傷・・・根拠のない悪口を言って相手を傷つけること。
批判・・・物事に検討を加え、判定・評価すること。

 成人男性がおかしな事をしている姿を撮影し、それを自ら編集しネット上に公開する。YouTuberというミステリアスな職業に就いているツリメは面白おかしな動画を多くの人に提供している。自分達の映像が一つの娯楽になって、視聴者の生活の一部になっているのが不思議でしょうがない。それを心地よく感じ、素直な気持ちで受け取る彼らのお陰で我々の存在意義があると証明されている。

 個人的にはそれ以上の事は望まないし不満もない。その人達を笑顔にさせたら自分に幸運が返ってくる。だから僕が所有しているSNSアカウントに誹謗中傷が送られてもそれほど気にしない。ただ1%のダメージは喰らいます。擦り傷は心に刻まれます。

 恋愛リアリティーショー番組に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが5月23日に亡くなりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 ここで問題になったのが、彼女へ毎日の様に送られていた誹謗中傷の数々、匿名の人から浴びせられる冷酷な言葉。

 花さんのTwitterの投稿の中で「愛されたかった人生でした」という一文を見た。知らぬ間に殺伐とした世界に入り込んでしまい、彼女は自分の存在意義を感じなくなってしまったのではないか? 僕はテラスハウスをあまりご存知ではないです。昔、テレビでチラ見していた程度で、今回の訃報で彼女の事を知った。ただ同じ表に立つ仕事をしている身として、この事件は他人事ではないと感じ執筆した所存である。

 今回の問題は恋愛リアリティーショー番組をあくまで“リアリティーショー”であって“全てがリアル”ではない、って事を一部のファンが認識していない状態でSNSに感想を述べている所にある。YouTuber然り、制作側も演者に「この場面でスポットライトが当たったらマイナスプロモーションになるかも」「騒動があった際のアフターケア」などを意識して撮らなければならない。ただそれで作品のクオリティが下がるのも許されない風潮があり、その背景にあるのはSNSが年々凄まじい勢いで増幅している所にあると考えている。

 視聴側もそれがどういった作品なのかを理解しつつ、この言葉は批判と誹謗中傷どちらに当てはまるのか、「もしそのメッセージを送ったらどんな事が起きるのか」を人類が考えて行動出来る様になったらネット社会は良い方向に向くが、そう簡単に解決の糸口は見つからん。

 我々の価値観、育った環境は一人一人異なる。だから表舞台に立つ人を見た時に「こいつ気に食わない、腹が立つ」と捉えてしまう人は少なからずいると思う。視聴者と演者の間に何かしらの違いがあるために個人を攻撃する人が現れるのかな? 僕が誹謗中傷する人側になったとしたらと想像するが、ネガティブな言葉を公の場で発言することはやはり理解に苦しむ。

 自分はアバンティーズのツリメで見られる側に立つ人間だ。もう純粋に視聴者側に立って物事を見れないが、相手側の気持ちを感じ取る事は出来る。自分も人と接して「この人苦手かも」って脳裏によぎる時はある。ただそれを言葉で表現するのは喉ちんこ辺りでSTOPする様に心掛けている。

 皆んなも喉ちんこセンサーが点滅した時に、人が悲しくなる言葉を言っちゃダメだよ。思わず言ってしまったらちゃんと謝って喉ちんこセンサーを修理すればいいのだ。何言ってんだ俺(笑)。

 もしSNS上で誹謗中傷の被害にあった場合、弁護士に相談し、その発信者を特定出来たりもする。そして裁判を起こすことも可能だ(ここで問題なのが弁護士費用+発信者の情報開示などで約100万円かかる場合があるらしい。高いよねぇ、弁護士さんの靴磨くから値引きして欲しい)。誹謗中傷は犯罪だ。「法廷で会いましょう」ってセリフを吐く日が来ないことを願っている。

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
ツイッター:@turime1996
インスタグラム:turime1996
アバンティーズ:YouTube