いよいよ実践。自分の体を分析し、自分に合った方法を取捨選択することこそ最重要ポイント/痩せない豚は幻想を捨てろ⑥

健康・美容

公開日:2020/6/24

痩せない豚は幻想を捨てろ

著:
出版社:
KADOKAWA
発売日:

数々のダイエットで挫折してきたダイエット難民たちへ。ブログとTwitterで話題のテキーラ村上による「テキ村式ダイエット」のすべてがここに! 『痩せない豚は幻想を捨てろ』より、テキーラ村上の魂がこもったダイエットメンタル強化法を紹介します。

『痩せない豚は幻想を捨てろ』(テキーラ村上/KADOKAWA)

「テキ村式ダイエット」実践にあたって

 さて、これまで第一章では痩せるためのメンタル、いわば「ダイエットの土台」について書き殴ってきた。ここまで読んでくれたならばダイエットにおいて見失ってはいけない事が理解してもらえたことと思う。

 第二章では「考え方は分かったけど、実際に行動としては何から始めればいいの?」という疑問についてひもといてゆく。

 ぶっちゃけ、ここまでを熟読すれば「そんな疑問など抱くこともなく今日から少しでも階段を歩くなりお菓子を我慢するなりメシを制限して日常生活でできる事から始めろや」と思うところも山々だが、せっかくなので本書を手に取っている読者には最初の一歩を踏み出す背中を押したい。

 ここからは痩せるための具体的な実践的マニュアルとなるものを伝える。

 いよいよ苦楽を共にしてきた脂肪たちとの別れの時となるが、脂肪に言い残す事はないだろうか。

 その名も、テキ村式ダイエット・食事編である。

 これはすでに実践している者も多数おり、ツイッターやインスタグラムなどSNSの間で盛んに投稿されているので「#テキ村式ダイエット」で検索すれば、彼らの具体的な食事メニューの記録なども垣間見ることができるだろう。

「テキ村式ダイエットって、結局は何?」
 という話をよく聞く。

 解説しよう。

 テキ村式ダイエットとは一言でいうと、「血と汗と涙の結晶、努力の塊ダイエット」である。あるいはあえてはやりの「〇〇だけダイエット」に言い換えるなら、「血と汗と涙流すだけダイエット」とでも言おうか。

 そう、残念だがなんの新しさもなんの魔法もない。ただ単に空腹と闘い、運動をし、地道に脂肪を落とす。なのでここから先は、「ダイエットのリアル」を知る覚悟を持った者のみ読み進めること。

 テキ村式ダイエットとは、ごく簡単にまとめると

① 食事制限(特に炭水化物)をして摂取カロリーを抑えること
② 中でも、タンパク質を豊富に食べること
③ 筋トレもしくは有酸素運動(またはその両方)をすること
④ そしてこれらを己の頭で考え、組み合わせ、自分なりにアレンジすること

 である。

 そして最終的に、痩せやすく太りにくい体を作る事こそがテキ村式ダイエットのゴールだ。その食事編となる第二章では、お前らに①と②を叩き込む。

「何これ、食事制限とか運動とか痩せて当たり前の事ばかり書いてある。なんだかなあ」だと?

 俺は今、泣いている。お前の往生際の悪さに涙している。お前はここまでの時間、一体何を学んできたのか。そして今更、お前は一体本書に何を期待しているのか。ここへきて何か秘密のダイエットメソッドがあるとでも思ったのだろうか。さすがにデブを極め過ぎだろ。

 デブを極めきった、デブエキスパートのお前に今一度言う。お前に必要なのは目先のダイエットメソッドではなく、ダイエットに向き合う「姿勢」である。実は俺はこの本を書き始めた最初から最後まで、当たり前の事しか言っていない。それは残念だが最後まで変わらない。基本的にはトレーニングの世界で常識のように取り入れられている、基礎中の基礎となる内容がほとんどである。

 テキ村式ダイエットなんぞというなんだか新しそうな名前が独り歩きしているが、実は手法自体には特別独自性はない。テキ村式ダイエットの最も重要なポイントは、そもそも手法ではなくメンタリティにある。

 これから先では具体的な食事例等を列挙していくが、くれぐれも思考を停止させない事を胸に誓って頂きたい。「よく分かってないけどこの本に書いてあったから真似してる」というデブは見つけ次第、養豚場送りとする。

 しつこいようだが、ダイエットは自分の脳ミソで考えることから始まる。ダイエットは一元的に「コレだけすればOK」というものはない。逆に言えば表面的な部分はなんでもいいのである。

 ここまでをしっかり読んだ読者ならば、細かいやり方はそんなに気にしなくてもいいという事は百も承知だろう。これまで小手先のダイエットテクニックにとらわれ、全てを脂肪に変えてきたお前らにとって最も重要なのは、「情報を得て、自分で考え、取捨選択する」ということである。

 強いて言うなら、これからこの第二章で伝える材料を基に、自分を分析し、何が自分に合っているか、痩せるための行動を組み立てる事、考えながらダイエットをする事、考える事そのものがテキ村式ダイエットである。

 なので、「〇〇しているだけでダイエットしたい」「何も考えずに言われたことだけやっていたい」「自分じゃ何すればいいか分からないから決めてくれ」というお前らには、今すぐここで一度死んでもらい、新たに生まれ変わってもらうので覚悟すること。

 お前らには触りだけ見て理解してもらえたと思うが、全くもって楽しくはない。ラクでもない。ただし例外なく、確実に結果が出る。ちなみに、先に断っておくがテキ村式ダイエットは「結果にコミット」などという次元ではない。むしろ結果の方がコミットしたいです、どうかコミットさせてください、と土下座してくるレベル。そもそも痩せる事しかしてないんだから、コミットもクソもない。

 そしてコツは、ダイエットに励む自分を認め、無理やり楽しむのである。自分のカラダと共にメンタルまで着実に変わっていくことは、とてつもなく楽しい。

 たまに「今日もダイエット頑張った自分にご褒美」などと言いながらケーキを食べるデブを見かけるが、俺から言わせればダイエットのご褒美なんてものは確実に変わりゆく自分のカラダ、それが最大の見返りであり、それ以外に必要ないのだ。

 この先俺が伝える事は全て、あくまでも選択肢の一つである。ここからは体形によって取り入れるべき事が変わってきたりもするため、自分にとって当てはまる、重要だと思うページには付箋を貼るなどして自らのダイエットの指針とせよ。

まとめ
自分の体を分析し、自分に合った食べ方を自分で取捨選択する事こそがテキ村式ダイエットの最重要ポイント。

<第7回に続く>

この記事で紹介した書籍ほか

痩せない豚は幻想を捨てろ

著:
出版社:
KADOKAWA
発売日:
ISBN:
9784046043474