『週刊ツリメ』「コロナウイルス の裏で」

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公開日:2020/7/3

 東京では新たに100人以上がコロナウイルスに感染してしまいましたね。5、6月は感染者数がだいぶ減って外出制限も徐々に解除されていった途端にこれですよ。コロナウイルスが待っていました! と言わんばかりに拡散された。

 また緊急事態宣言なんか発令されたら生活と仕事にまた支障を来す。国民の外出、お店の営業をもう一回制限しよってなると今度は経済が回らなくなる。感染と経済のシーソーの上下運動がまた激しくなった気がするのだ。感染の方に多量のウイルスが勢い良く座る事があんのよ。だから経済に跨っている人の中には飛ばされちゃう者もいる訳だ。

 身近で起こったことで言えば、アバンティーズのライブが全部流れた事かな。ライブをする上でサポートしてくれる音楽関係の皆さんの仕事はなくなって本当に収入面で厳しい状況に立たされていると思う。コロナの影響で友達がリストラを受けた話も聞いたな、何も返せる言葉が見つからない。日本のお偉いさん、困っている人達を助けてください。

 悲惨な事態が起きている裏で常に人類は自分らの為に便利な製品を製作している。中国が無人の配達車がデリバリーするサービスを開始したらしい。でもまだまだテスト段階で走行可能なエリアは限られるらしいが、画期的な事だ。この先人間が操作しなくても機械が勝手に物を運んだり、自由に動く事が出来る世界になるのか。いやぁ、生きている時にその世界で住みたい。絶対に楽な生活を送れるよな。でもその頃はお墓で寝ているか。来世に期待することにする。

 ここでふと思った事がある。技術が進化する裏では世界で戦争や混乱が起きている気がするのだ。インターネットも戦争で使用していたシステムを転用して発展させた物だし、GPS、携帯だって軍事技術から生み出された物。そういうのを知ると複雑な気持ちになってしまう。遊んでいたらこんな素晴しい物が出来ましたってエピソードだったら素直に喜べる。しかしその背景に多くの血が流れているのを知ってしまうと、勝手に過去の悲しみを渡された気分になって辛くなる。ただこれらを作った人が悪いとは思っても無いし、むしろその逆で便利な世の中を作ってくれてありがとうと感謝の気持ちの方が大きい。でもほんの少し悲観に視えてしまう背景だなと感じる。

 そういえばディズニーランド・シーが営業再開したね! お客さんの入場規制もあり完全に復活したとは言えないが、コーヒーカップは乗れるのかな? クルクル回ってないのを想像すると悲しくなるな。年末までにはお客さんが嘔吐をするくらい回転して欲しいと願う。あと経済もちゃんと回ってくれ。

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
ツイッター:@turime1996
インスタグラム:turime1996
アバンティーズ:YouTube