ダメだ、「明日から本気で頑張ろう」と毎日思ってる…/普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法⑤

ビジネス

公開日:2020/9/7

朝起きて、まずは願望をノートに書きだそう

 ストレッチ、ランニング、ヨガ、朝読書、朝活、お弁当作り、一週間分の作り置き料理……誰かに影響されてはどっぷりハマり、ムンムンやる気をだし、即効飽きてハイ! さよなら!

──それがTHE・私でした。……でも、私だけじゃありませんよね?

 そんな私が3カ月間、しっかり勉強を継続することができた具体的な方法をこの項目でご紹介します。

 あなたの勉強のモチベーションはなんですか? ライバルに勝ちたいという気持ち。他人よりも努力をしているという優越感。失敗したくないという恐れ。自分へのご褒美。ありとあらゆる感情やモノが、勉強のモチベーションになりますよね。

 だけどちょっと待ってください。一旦立ち止まって考えてみましょう。
 最初にあなたを勉強の世界へ誘ったものはなんでしょうか。「」であり、「願望」ですよね。そして、「勉強」はそれらを叶える「手段」ですよね。

 人間は、平凡で何も変わらないことを心地よく感じる生き物です。だからこそ、新しいことを始めるには、とてつもなく大きなエネルギーが必要です。ましてや、大人になってから自発的に勉強を始めようとするのはかなりハードルが高いです。誰に頼まれたわけでもないし、義務でもないのですから。

 そんな大きなエネルギーを利用しない手はありません。しかし、わかっていても勉強することで頭がいっぱいになって、次第に本来の目的と熱い気持ちを忘れてしまいます。勉強を始めようと決心したあの日の、あの心の状態で、毎日勉強ができたら……

 ──そこで、私が受験期に毎日欠かさずやっていたことが、午前中の「願望ノート」への書き込みです(もちろん、今でも習慣化しています!)。

【次回に続く!】