【宇垣美里・愛しのショコラ】ブラウニーは記憶のカギ/第9回

小説・エッセイ

2020/10/2

 ブラウニーは彼女がよく作ってくれたお菓子だった。きっと得意、だったのだと思う。初めてふるまってもらったのは、中学生の頃。彼女の家に遊びに行った時に、そういえば昨日焼いたんだ、と出てきたブラウニーに、... 続きを読む