宅建士とはどんな資格?/宅建士 はじめの一歩【TAC】①

ビジネス

公開日:2020/11/5

「宅建士」って聞いたことはあるけど、どんな資格? ――初めて宅建士試験を目指す人に向けて、資格の概要から学習方法、試験の攻略法までを、TAC出版がわかりやすく解説。宅建士試験合格への「確かな一歩」を踏み出しましょう(第1回)。

宅建士とは「不動産取引のプロフェッショナル」!

宅建士(宅地建物取引士)は、不動産の取引にかかわるプロフェッショナルです。

不動産の取引には様々な法律が関わっているため、取引の際には専門的な知識が必要とされるわけですが、その中でも宅建士は不動産の円滑な取引のための重要な役割を担う、必要不可欠な存在だといえるでしょう。

しかも、宅建士の活躍の場は不動産取引の場だけではありません。

宅建士試験の学習では、民法、不動産の利用や取引に関する法令上の制限、不動産に関連する税金についてなど、幅広い知識を身に付けることができます。

そのため、不動産業界はもちろん、以下の様々な分野でもその知識を活かすことができるのです。

【① 金融機関】

金融機関は、不動産を担保としてお金を貸します。したがって、担保物権の価格の査定や抵当権設定など、融資業務には不動産の知識は欠かせません。

また、不動産の証券化・不動産投資など、近年は金融商品としての不動産の重要性が増していることもあり、金融機関と不動産の関係はますます密接なものとなっています。

【② 一般企業】

企業が保有する不動産は、企業にとって重要な資産です。その資産を利用して、不動産事業を行う企業もあるでしょう。

また、企業は業種や業務内容に応じて事業用地としてさまざまな不動産を必要としています。そのため、法律や不動産の知識を持った人材が求められており、企業によっては、宅建士資格の取得を奨励したり、有資格者に資格手当を設定したりするケースも少なくありません。

【③ 社会的・一般的に有用な資格】

宅建士試験で学習する内容には、社会生活をする上で知っておくととても有益な法律知識が含まれています。

たとえば、民法では人と人との取り決めや約束事について学習していきますので、不動産に関連したトラブル処理だけでなく、日常生活で発生したトラブルに対応できる法律知識が身につきます。

また、法律系資格の登竜門として、宅建士試験の学習で身に付けた知識を活かし、他の法律系資格へステップアップを図ることもできます。

◇ ◇ ◇

次回は、宅建士になるとどのような仕事ができるのか、見ていくことにしましょう。

この記事で紹介した書籍ほか