独学で宅建士! おすすめのテキスト・過去問集は?/宅建士 はじめの一歩【TAC】⑤

ビジネス

公開日:2020/11/11

「宅建士」って聞いたことはあるけど、どんな資格? ――初めて宅建士試験を目指す人に向けて、資格の概要から学習方法、試験の攻略法までを、TAC出版がわかりやすく解説。宅建士試験合格への「確かな一歩」を踏み出しましょう(第5回)。

テキスト→過去問が基本の学習パターン

宅建士試験では、さまざまな分野から合計50問が出題されるため、幅広い知識が要求されます。

まずは、「テキスト」を一通り読んで、少しずつ知識をインプットしていきましょう。

また、「テキスト」を読むだけではなかなか頭に入らないものです。「テキスト」を読んだら「問題集」を解く、という繰り返しによって、学んだ知識の定着を図っていきましょう。

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一方、宅建士の学習をスタートさせたばかりで、「テキスト」の内容が難しい、ピンとこないという人は、『みんなが欲しかった! 宅建士 合格へのはじめの一歩』(TAC出版)で、宅建士試験で学習する範囲の全体像をざっくり大づかみしてみることをオススメします。

一通りのインプット学習が進んできたら、「過去問題集」に挑戦しましょう。

分野にもよりますが、宅建士試験では過去に出題された内容が繰り返し出題されているため、「過去問」の学習は非常に大切です。なぜこの肢が「○」なのか、「×」なのか、を説明できるくらいまで「過去問」を何度も繰り返し解くことが、合格への近道といえるでしょう。

試験直前にしておきたいこと

試験1、2カ月前には、「予想問題集」を解いたり、「模擬試験」に挑戦したりしましょう。

これらを使って自分の現在の実力を測るのはもちろんのこと、間違えた問題、正解はしたけれど自信を持って解答できなかった問題を復習することにより、自分の弱点を埋めることができます。

また、2時間の試験時間の配分や、本試験の出題形式に慣れることも大切です。

最後の1、2週間になったら、むやみに新しい教材に手を出すよりも、これまで学習してきたことをおさらいすることをオススメします。

最後に「テキスト」を1周する、一度解いた「予想問題集」「模擬試験」を復習する、といったことにより、本試験での得点を確実に押し上げることができるでしょう。

また、最新の統計をチェックしておくことも忘れてはいけません。最後にチェックした統計で1問正解できた、というケースも大変多いです。

あとは、どんな試験にも共通することですが、試験当日に風邪を引いて実力が発揮できない、ということがないように、万全の体調で試験に臨みましょう。

皆さんが宅建士試験に合格され、宅建士として活躍されることを期待しています。