TAC講師が直伝! 行政書士試験問題の解き順&時間配分/行政書士 はじめの一歩【TAC】⑤

ビジネス

公開日:2020/11/13

行政書士になるのはどうすればいいの?――初めて行政書士試験を目指す人に向けて、資格の概要から学習方法、試験の攻略法までを、TAC出版がわかりやすく解説。行政書士試験合格への「確かな一歩」を踏み出しましょう(第5回)。

今回は、第3回・第4回でご紹介した行政書士試験の科目と出題形式について、具体的に説明します。

本試験での問題数と配点

直近の平成30年度を例に、本試験60問がどのような順に出題されているかを見てみましょう。

法令の基礎法学から始まり、多肢選択式・記述式をはさんで、一般知識へと移ります。

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問題1から順番に解き進めてマークしていくのも、「マークミスを防ぐ」には合理的な方法ともいえますが、時間配分を考えると全60問をどう解くかが重要になります。

ここからはオススメの解き順を2つご紹介していきます。

その① 最大配点の行政法から攻略しよう!

行政法は、法令科目全244点中の約半分にあたる112点を占める大切な分野です。

そこで、1つ目のオススメの解き順はその行政法から始めて、同じ公法系の憲法、行政法の次に配点の多い民法に進む、との流れになります。

その② 確実に足切りをクリアしよう!

2つ目の解き順は、先に一般知識からスタートする方法になります。

問題1から順番に解くと最後の方は時間がなくなってしまい、40%以上とはいえ一般知識の足切りに引っ掛かってしまうのは怖いという方に特にオススメです。

その中でも確実に正解しやすいといわれる、情報通信・個人情報保護と文章理解から始めます。

◇ ◇ ◇

今回ご紹介した解き方を参考に、みなさんもご自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

※本記事は『みんなが欲しかった!行政書士 合格へのはじめの一歩』の内容を読みやすく再編集しております。