『SPY×FAMILY』は、複雑な事情を持っている人たちが集まって、家族になるところも楽しい/まんが姫 斉藤朱夏のマンガ遍歴⑥《最終回》

マンガ

公開日:2021/3/27

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斉藤朱夏

 自他ともに認めるマンガ好きの斉藤朱夏さん。そんな彼女が、マンガ愛を存分に語りまくる。人気連載シリーズの第6回。

 お得感No.1の電子コミックサービス「まんが王国」のサポートのもと、斉藤さんには「まんが王国」の“まんが姫”として、さまざまな角度からマンガの素晴らしさを語っていただきました。

 最終回となる今回は声優でありアーティストでもある斉藤さんに、マンガを通じて出会った「演じてみたいキャラクター」について伺いました。

やりがいがめちゃめちゃあるキャラクターを演じてみたい

――この連載では斉藤朱夏さんのマンガ愛をいろいろと伺ってきました。最終回となる今回は、声優としての斉藤さんをフィーチャー。斉藤さんがこれまでマンガを読んできて、演じてみたいキャラクターについて伺いたいと思います。

斉藤:わかりました。

――いろいろなマンガをお読みになってきたと思いますが、どんなキャラクターを演じてみたいと思いますか。

斉藤:まずは『骨が腐るまで』の豊島椿ですね。SNSの広告でこの作品を知ったんです。私はサスペンス系のハラハラする感じも好きなので、このジャンルをひさしぶりに読んでみようかなってまんが王国で検索して読んで、すごく興味を抱きました。

――『骨が腐るまで』は幼なじみ5人組が殺人を犯して洞窟に死体を埋めたことからはじまるサスペンス作品です。豊島椿は特異な魅力を放つヒロインですよね。

斉藤:最終巻まで読むと、椿の印象がガラッと変わるんですよね。それを知りながら、物語を読み直すと、椿がすごく複雑な感情を持っていることがわかるんです。あのときの彼女はどういう気持ちでいたんだろう。もし自分が椿みたいな立場に立たされたら……どういう感情が湧き出るんだろう、と。感情のひとつひとつをじっくりと考えて臨んでみたい、心理を深く掘ってみたいキャラクターでした。演じるのは絶対に難しいだろうけど、私だったらどんな風に読み解いて、どんな風に演じるだろうと思って。自分が経験したことのない役なので、挑戦になるだろうし、やりがいがめちゃめちゃあるキャラクターですね。

――椿は、学校では男子生徒から人気の女の子。でも、内面はすごくナイーブなものを持っています。

斉藤:椿は、みんながあこがれる存在なんですよね。その中で彼女はどう思っていたのか。中学生の思春期ならではの複雑な気持ちをちゃんと演じることができたらなと思いました。

――物語もとてもヘヴィな内容ですから、かなりシリアスなお芝居をすることも多いかもしれませんね。

斉藤:そうですね。ストーリーがすごく面白かったし、内容もかなり重ためですし、彼ら彼女たちがどういう気持ちで集まっているのか。本当はどう思っているのか。まわりの人々の演技を見ながら、いろいろと考えてみたいなと。この絶妙なバランス感覚を保つことができたら面白いだろうなと思うんですよね。

――ぜひ、斉藤さんが演じる椿を見てみたいです。

斉藤:きっと彼女を演じている最中って、めちゃめちゃドキドキすると思うんです。いつ自分の想いがバレるんだろうか。隠している謎がバレるだろうかと。実際に演じることができたら、たぶんドキドキしているんじゃないかと思います。

うちの母親に「朱夏は本当に●●みたい」と言われたことがあるんです

――次に斉藤さんが演じたいキャラクターは?

斉藤:『スイッチガール!!』の田宮仁香です!

――『スイッチガール!!』は女子高生のカリスマギャル・田宮仁香が、実は家では自堕落な生活をおくっている子だったという、ギャップが楽しいコメディ作品です。

斉藤:『スイッチガール!!』はずっと好きな作品で、ドラマ化もされている人気作品です。カリスマギャルの仁香が、家では干物女子というギャップが楽しいんですよね。どれだけ自分がコメディを面白くできるか、はっちゃけられるか。そういう興味があるキャラクターなんです。カリスマギャルの演技はイメージができるんですけど、干物女っぷりを思いっきり振り切ってみたいんですよね。

――斉藤さんの干物女演技……インパクトありますね。

斉藤:ある意味で、絶対に面白くしなくちゃいけない役じゃないですか。はっちゃけられるの? 自分!? っていう。どこまでできるか、挑戦する役ですね。

――そういうぶっ飛んだ役どころを演じるときは、自分自身の経験から引き出していくものですか? それとも、徹底的に役作りをして演技を作り込むものなんでしょうか?

斉藤:たぶん、自分の中から、仁香の干物女に通じるところを探していくだろうなと思います。実は私、うちの母親に「朱夏は本当にスイッチガールみたい」と言われたことがあるんですよ(笑)。

――ははは。リアル仁香じゃないですか。斉藤さんもお家では干物女なんですか?

斉藤:あそこまでじゃないと信じたいんですけど…! 外ではお化粧をしたり、人と会うときはちゃんとしていますけど、家に帰るとダラけた格好をしているところは、仁香に似ているかもしれません。家ですごしているときは、髪もひとつに縛って、前髪も全部上げてますからね。そういう部分を手掛かりにして、より面白く演じられたら良いなと思います。

――斉藤さんのご家族はマンガ好きとのことですが、そのお母さまからのお墨付きですね。

斉藤:いやーほんと、超失礼ですよ!!!(笑)

――お母さまの目が正しいところをぜひ証明していただきたいです。

斉藤:きっと私が仁香をやったら、面白くなると思います。

いやいや斉藤朱夏はそれだけじゃないぞ、と(笑)

――ほかに、斉藤さんが「演じてみたいキャラクター」はいますか?

斉藤:『SPY×FAMILY』のアーニャです。

――スパイの男が、殺し屋の女性や超能力を持つ少女と家族になる人気作品です。アーニャはその超能力を持つ少女ですね。

斉藤:いやー、アーニャ、本当にやりたい! この作品はすでに人気の作品ですが、これからもっともっと広がってほしいと思っているんです。

――斉藤さんが『SPY×FAMILY』にハマったポイントはどんなところですか?

斉藤:アーニャなんです。ただただアーニャがかわいい。アーニャに癒されます。あと、複雑な事情を持っている人たちが集まって、不思議な関係で家族になっているところも楽しいですよね。シリアスなシーンもあるんだけれど、堅苦しい展開がないし、家族がそろうと、ゆるーい感じになる。お父さん(黄昏/ロイド・フォージャー)とお母さん(いばら姫/ヨル・フォージャー)がズレているときに、アーニャがしっかりとふたりを支えているのが、またかわいいんです。

――一番大好きなアーニャを、演じてみたいというわけですね。

斉藤:はい! アーニャはかわいくて、けなげで、ちょいちょいコメディな感じを挟んでくるところが良いんですよね。アーニャって良いキャラクターなんですよ。マンガは連載中なので、まだまだアーニャはいろいろと変化していくでしょうから、そういうところも個人的に気になっています。

――アーニャは自称6歳の女の子。幼い女の子を演じることはできそうですか?

斉藤:ちょっとー! 任せてくださいよ!(笑) 私がこれまでに関わってきたアニメでは、十代の女の子の役が多かったんですが、いやいや斉藤朱夏はそれだけじゃないぞ、と(笑)。小っちゃい女の子の役もいけるぞ、と。強気に自分のハードルを上げていきたいと思います。『SPY×FAMILY』がアニメ化するおりには、ぜひオーディションに呼んでいただきたいです。全力でやります!

――まんが王国では3月27日~4月9日までの間、今回紹介した3作品がすべて無料増量になるそうです。この機会に斉藤さんおすすめの作品を読破しましょう!

斉藤朱夏

ライブに1年半分の私の想いを全部ぶつけたい

――さて斉藤さんは来る6月3日に斉藤朱夏レコ発ワンマンライブ『セカイノハテ』を予定されています。久々のライブになりそうですね。

斉藤:そうですね。お客さんを入れてのライブは、1年半ぶりになります。6月の段階で、どんなライブができるのか、お客さんが声を出していいのか、席を空けたほうがいいのか、まだ正直分からないですけど、みんなが楽しめるものになれば良いなと思っています。

――どんなライブにしたいと思っていますか。

斉藤:1年半分の私の想いを全部ぶつけたいと思っています。私のライブは、いつも「私vs.みんな」って感じなんですよ。戦いなんです(笑)。みんなもそれぞれいろんな思いを持ってきてくれると思うし、私も全部の想いを、来てくれたみなさん全員にぶつけたいなと。みんなの顔を見たら、感極まって泣いちゃうかもしれないですね(笑)。でも、そういう気持ちにも負けたくない。すごく暑苦しいライブになるんじゃないかなと思っています。

――今回まで6回にわたる連載では、斉藤さんのいろいろなマンガ愛を伺いました。この連載期間中に「まんが王国」を使ってみて、いかがでしたか?

斉藤:私は本当にマンガが大好きで、単行本もたくさん持っているんですけど、どうしても単行本は置く場所に困ってしまうんですよね。でも「まんが王国」だと、全巻一気に「まとめ買い」できるし、スマホやタブレットで管理できるのがすごく便利だなと思っています。もちろん、まとめ買いでポイントがザクザク貯まるのも魅力的ですよね。場所も取らないし、使い勝手もいいので、マンガと接する時間も増えたような気がします。

――斉藤さんにとってマンガとは?

斉藤:マンガは、その作品の世界に入れることが魅力なんですよね。マンガの中にはいろいろなキャラクターがいる。私はいつもマンガを読むときに「自分はこのキャラクターとして、この世界に入ってみよう」と思いながら、ページをめくっているんです。そうすると、その世界の中でいろいろな出会いがあって、今まで自分が感じたことのなかったような気持ちになれたり、行ったこともなかったような場所へ行けたり。知らなかったことを知ることができて、なりたいものになれるんです。私にとってマンガとは「いろいろな感情が生まれる場所」。自分が持っていない感情や経験を、マンガの中ではキャラクターと共有できる。マンガを読んだときに湧き出た感情をメモして、歌詞のプロットを書いて、ハヤシケイ(LIVELAB.)さん(コンポーザー)に伝えて、楽曲を作っていただいたこともありました。私にとって、マンガはいろいろな宝が眠っている存在だし、欠くことのできない存在なんです。

取材・文=志田英邦 撮影=北島明(SPUTNIK)
スタイリング=南 圭衣子 ヘアメイク=吉田真妃
衣装協力=margarine fingers

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[プロフィール] 斉藤朱夏(さいとう・しゅか)●埼玉県出身。声優、アーティスト。2015年『ラブライブ! サンシャイン!!』の「渡辺 曜」役で本格声優デビュー。同作品のスクールアイドルグループAqoursとしても活動。2018年11月に開催されたAqoursの東京ドーム公演(2days)では、国内外ライブビューイング含め、15万人の動員を記録。「第69回 NHK紅白歌合戦」への出場も果たす。2019年にミニアルバム『くつひも』でアーティストデビュー。2020年にミニアルバム『SUNFLOWER』をリリース。最新シングル『セカイノハテ』(TVアニメ『バック・アロウ』エンディングテーマ)が発売中。