年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法⑫「思い出の大勝軒」

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更新日:2021/4/30

SUSURU

 ずる~ずる! どうも、1年365日「毎日ラーメン健康生活」を掲げて活動しているYouTuber・SUSURUで~す!

 さて、ラーメン店には、全国各地でその名を聞く系列店もたくさんあります。この連載でも、たびたび取り上げてきたラーメン二郎や蒙古タンメン中本なども、有名ですよね。

 そして、全国屈指の系列店としてもう一つ、忘れてはならないのが大勝軒系列のお店。そこで今回は、津々浦々に根強いファンをもつ大勝軒系の基礎知識や、おすすめ店舗を紹介します。

ルーツの異なる“東池袋系”と“永福町系”

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 大勝軒系列のお店は、主に「東池袋系」と「永福町系」に分かれます。

 東池袋系は、つけ麺の生みの親として知られる、山岸一雄さん創業の「東池袋大勝軒」をルーツとした系列店です。

 しかし、それ以前に、「中野大勝軒」が本来のルーツであったのは、意外と、知らない人たちもいるかもしれません。実は、つけ麺の歴史をたどると、山岸さんが、中野での修業時代に食べていたメニューにまでさかのぼります。

 当時、湯呑みにスープを入れて、まかないのつけ麺を食べていた山岸さんたち。のちに、お客さんの間でそのメニューが評判を呼び、つけ麺として売り出されたという話もあるのが面白いところですね。

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 一方の永福町系は、今もある現地の老舗店・草むらの店主・草村賢治さんが作った「永福町大勝軒」をルーツとしています。

 つけ麺をメインとする東池袋系に対して、永福町系のお店は、煮干しベースのあっさり中華そばが持ち味。麺の量も比較的多く、食べ応えも十分です。

 ちなみに、実は、僕が初めて足を運んだ大勝軒も永福町系でした。振り返るとかれこれ10年ほど前。永福町駅の隣・西永福町に住んでいた僕は「家の近くなら行ってみよう」と、フラッとお店へ行ってみました。

 ただ、一杯1,000円を超えていて、当時は素直に「高い」と思ってしまいましたね。味はもちろんおいしかったのですが、若い自分にとっては、かなり勇気のいる決断でした(笑)。

東池袋系と永福町系それぞれのおすすめ店

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 東池袋系でのおすすめは、上板橋にある「魂の中華そば」です。その名のとおり、お店の“魂”が一杯の丼に込められているのは明らか。魚介と豚骨のダブルスープで、旨味をしっかりと利かせているのが特徴です。

 また、成増の「中華そば べんてん」も行ってみてほしいお店です。元々は、高田馬場にあった店舗が現在地へ移転。高田馬場での最後の営業では5~6時間待ちの行列ができるほどで、僕にとっても、人生で一番長く並んだ一杯になりました。

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 ちなみに、東池袋系はつけ麺が定番メニューであるものの、実は、どちらのお店もお気に入りはラーメンです(笑)。とはいえ、つけ麺も格別なのでおすすめ。また、べんてんは、ビールのあてとして出てくる、メンマとチャーシューを辛く和えたおつまみも絶品なので、ぜひ試してみてほしいです!

 一方、永福町系でおすすめなのは、千葉県の我孫子市にある「煮干しだし醤油ラーメン 桂」。店名のとおり、熱々のスープからただよう煮干しの香りがたまらない一杯を味わえるし、中細麺の食べ応えも印象に残ります。

 2019年オープンと比較的新しいお店で、おおよそ普通の一杯分の量で出てくる半チャーハンをラーメンと合わせて頼むのもアリです!

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大勝軒は土地ごとで身近に愛されている

 東池袋系はつけ麺を欲するとき、とにかく無性に食べたくなる味。かたや、永福町系はラーメンの基本を思い出させてくれる味で、どちらも捨てがたいんですよね。

 そして、何といっても、大勝軒の魅力はその土地ごとで身近に愛されているところに尽きます。

 僕の故郷にも「青森大勝軒」がありますが、どこへ行っても、おじいちゃんから子どもまで、多くの人たちが足を運んでいる。お店に行くと、不思議と安心感があるし「ああ、大勝軒を食べてよかった」と思わされます。

 また、麺の量が多いのも「若い人にいっぱい食べてほしい」という思いがルーツになっていたりと、とにかく大勝軒系列の一杯には、丼からこぼれんばかりの優しさが溢れています。

<第13回につづく>

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