アイパレットの活用方法。 おしゃれに見えるアイカラーの配色とは?/似合わせ力を磨く100のレッスン

健康・美容

公開日:2021/10/6

 「イエベだけどブルべのコスメも使いたい!」「赤リップを使いたいけど自分に合うものが見つからない…」「一重でも奥二重でもアイシャドウを楽しみたい!」他人から見たら小さなことでも、自分にとっては大きく感じることもあるメイクの悩み。

メイク&カラーコンサルタントのあやんぬさんが、タイプ別顔型診断や、パーソナルカラーにあった色彩心理を活用したテクニックを紹介します。マスク時代のカラーメイク術のほか、スキンケアやベースメイクの基本もおさえたトータル美容本です。

素敵にセンスのいい色の組み合わせ!おしゃれ見えアイカラー配色とは?

※本作品はあやんぬ著の書籍『メイクでもっときれいになれる最新美容大全 似合わせ力を磨く100のレッスン』からから一部抜粋・編集しました

メイクでもっときれいになれる最新美容大全 似合わせ力を磨く100のレッスン
『メイクでもっときれいになれる最新美容大全 似合わせ力を磨く100のレッスン』(あやんぬ/KADOKAWA)

パッと素敵にセンスのいい色の組み合わせ

おしゃれ見えアイカラー配色

色彩心理学も踏まえた色選びワザ。明日からアイパレットの捨て色がなくなります♪

空色×栗色で洗練されて見える! アズーロ・エ・マローネ配色

 アズーロ(空の青)×マローネ(栗)は、特におしゃれ見えする組み合わせ。品よくこなれた印象になります。というのも、どちらも自然界にある色のため、見慣れた色彩に心地よさを感じるのです。

 青色は知性や清潔感を、茶色は穏やかさや安心感などを感じさせる効果が。自分が見せたい印象の色を多く使ってもいいですね。ちなみにバランスが取りやすいのは8:2の割合です。自分のパーソナルカラーでより似合う方の色をベースに、もう一方をアクセントに使うのもおすすめです。寒色と暖色の組み合わせは、お互いの色を引き立て合うためメリハリもUPします。

 合わせるリップとチークの色は大人っぽく落ち着きのあるローズやベージュ系のくすみカラーを使って同系色でまとめるのがおすすめです。

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グレイ×ネイビーでクールにかっこよく決まるモダン配色

 無彩色×低彩度の寒色系でコントラストをつけると、メリハリのある目元になり、ハンサムな印象に見せることができます。

 例えば、グレイの落ち着いた印象と、ネイビーの知的な印象の掛け合わせ。こちらは、ブルーベースの人や、顔のパーツに直線が多い人によく似合います。サマータイプならベースカラーを軽めに、ウィンタータイプにはキラキラとしたラメ入りを選ぶと魅力が生かされます。

 イエローベースの人はベースをグレージュにしたり、ゴールドパールを上から重ねたり、あまり青みの強くないものを選ぶのがポイントです。リップ&チークは、ニュートラルなクリアレッド系がおすすめ。

 目元をキリッとさせる分、他は血色を感じる程度に仕上げるのがポイント。特にチークは控えめを意識してください。

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ローズ×パープルでフェミニンかつ上品なエレガント配色

 ローズの女性らしい印象と、パープルの高貴な印象を掛け合わせることでエレガントに。色同士のコントラストを抑えると、より上品さがUPします。チークやリップもローズ系を選び、ほんのりとのせればまとまりがよくなります。

 ブルーベースの人に似合いやすい配色ですが、イエローベースの人はローズベージュやピンクベージュにしたり、ゴールドパールを上からふわっと重ねたりすると◎。黄みがプラスされて、肌と馴染みがよくなります。

 この配色はあまりコントラストをつけないようにするのがポイントです。

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シャーベットカラーならピュア感UP
淡いひんやりテイストを楽しんで

 淡く冷たい色調のシャーベット配色。実はこれ、日本で1962年に化粧品やファッションなどの業界で一斉に打ち出し、流行した伝説の組み合わせです。カラフルですが淡い色同士なので派手になりすぎません。若々しさを出したいときはこの色を使ってみてください。

 全体的にピュアで可愛い印象に仕上がります。

 この配色は肌の色が明るめの人と相性がよく、少し鮮やかにすることで活発さやカジュアルさがプラスされてきます。みずみずしく仕上げるのがポイントで、チーク&リップはコーラルピンクやクリアピンク系がおすすめです。

 カジュアルコーデとの相性もいいですよ。

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ベージュ×ブラウンの同系色はふんわりやわらか、リラックス配色

 暖色のもつぬくもり感を全面的に出した配色。ベージュもブラウンも、見た人にやわらかさや落ち着き、穏やかな印象を与えます。同系の濃淡配色なので、まとまりのある仕上がりに。統一感が出ることに加え、失敗もしにくいのでチャレンジしやすいのも魅力です。

 イエローベースの人は特に取り入れやすく、スプリングタイプはベースを軽めに仕上げるとやわらかさがグッとUP。オータムタイプはマットで少し重ための色を選ぶと落ち着きが増します。同系色なので少し単調に感じる場合は、マスカラやチーク・リップを少し鮮やかなオレンジや赤系にしてアクセントをつけるといいですね。

 ブルーベースの人は黄みの少ないベージュやピンクベージュと、ココアブラウンで合わせると馴染みます。リップ&チークも同じく赤みや青みのある色を使うのがおすすめです。

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ラベンダー×ネイビーで大人っぽい上品配色

 ラベンダーとネイビーのコンビは、メイクがうまくまとまる失敗しにくい組み合わせ。ラベンダーがもつ上品さ、ネイビーの知的さや爽やかさが掛け合わされ、凜とした雰囲気と女性らしさのいいとこどり。濃淡で差がつくのでぼんやりせず、メリハリのきいた目元になります。凜とした印象を与えたいときは、この濃淡効果を味方につけてみてください。

 ブルーベースの人が似合いやすい配色ですが、イエローベースの人はラベンダーをふわっとのせたり、ゴールドパールを上から重ねたりすることで、グッと肌馴染みがよくなります。

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ベージュ×カーキ×ブラウンのナチュラル配色は普段のメイクに◎

 木の色や土の色など自然の色であるアースカラーを使い、全体的にぬくもりを感じる暖色系のベーシックな配色。類似する色の組み合わせでまとまりがあるのに、それぞれの色を引き立て合うという相乗効果も。

 3色とも落ち着きややわらかさを感じる色彩なので、日常使いにぴったりです。

 イエローベースの人が得意な配色です。ブルーベースの人は、ピンクベージュやココアブラウンなど、ピンク・赤・紫のニュアンスを含んだものを選ぶと◎。カーキはアクセントとして目尻にのせるなどポイント使いすると扱いやすいですよ。

メイクでもっときれいになれる最新美容大全 似合わせ力を磨く100のレッスン

<続きは本書でお楽しみください>

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