のんびりしたいのに、子どもたちがうるさい…。ネコがしっぽを振って抗議した結果/ネコからの人生相談 ニャンとかなりませんか?
公開日:2021/10/13
回答 イヌと間違えられています

これは完全にイヌのせいですね。イヌはうれしいことがあるとしっぽを振って、飼い主にアピールします。
逆に、ネコは不機嫌なときにしっぽを振りますよね。その違いを子どもたちはわかっていないのかもしれません。機嫌が悪いことを伝えるには、イカ耳との合わせ技がいいかも。
夢中になれるモノがあるのはいいことじゃないですか。ゲームでもなんでも、仲間と一緒に楽しむことで成長していくのだと思います。
マロンさんはお姉さんとして、見守ってあげてはどうでしょうか。あまりに騒がしいときは、別の部屋に逃げちゃいましょう。

ネコ学 しっぽの動きにはこんな意味があります

イヌはうれしいときにしっぽを左右にちぎれんばかりに振りますが、ネコがしっぽをパタパタ振っているときは機嫌が悪いときです。
しつこく撫ですぎたときや、しつこく呼びすぎたとき、最初はゆっくり振っていたしっぽがだんだん早くパタパタするようになることがあります。これはイライラが増大している証拠。ネコの嫌がっていることをやめて、そっとしておいてあげましょう。
ネコの機嫌がよいときはしっぽを自然に伸ばしていたり、カラダに巻きつけていたりします。また、歩きながらしっぽを上に立てて近寄ってくるときはご機嫌なときです。ヒトに甘えたり、エサをねだったりするときにも見られます。
ネコ同士では、順位の低い個体が順位の高い個体に挨拶をする意味もあるそうです。ネコはしっぽの立ったネコの絵に近づきやすい、という報告もあります。
もとは、子ネコが母ネコに、排泄を促すためにお尻をなめてと主張するときに使われていた動きが、大人のネコでも使われるようになったという説があります。
しっぽの振りは、ヒトに呼ばれたとき、返事の代わりに使われることもあります。そのようなときは、パタンと振る様子が見られるでしょう。
まんがはにゃんとまた旅〈ねこまき〉担当